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オンライン国際シンポジウム「ポスト印象派から後シンポジウム世代に継承されたユートピアの表象」が行われました。(2021年11月27日、28日)

2021.12.08

フライヤー_211026-修正1.jpg2021年11月27日、28日の二日間にわたり、本学の建築学系永井隆則准教授研究室にて、日仏美術学会と共催で、ポスト印象派と後世代の画家を専門とする国内外の研究者5名を講演者としてお招きし、オンライン国際シンポジウム「ポスト印象派から後シンポジウム世代に継承されたユートピアの表象」をフランス語と日本語、遠隔同時通訳付きで開催しました。第一部では、セザンヌ、ファン・ゴッホ、ゴーガンにおける「ユートピア」の表象を明らかにされ、第二部で、後世代のシャニックとマティスがどのように継承したかを検証し、全体討議で、19世紀松から20世紀初頭のフランスで何故、集団的に、一種の共同作業として「ユートピア」の表象が追及されたかを問われました。京都、パリなど各国をオンラインでつなぎ、海外からの研究者を交えた日本語とフランス語の同時通訳で行われたレベルの高いシンポジウムに、参加者からは、価値ある有意義な時間であったという感想が多数聞かれました。

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■登壇者紹介■

正田倫顕(ゴッホ研究者)

専門は、ゴッホ研究。東京大学教養学部卒業。立教大学大学院キリスト教学研究科博士後期課程満期退学。ベルギー・ルーヴァン大学に留学。ヨーロッパにおいて、ゴッホに関するフィールドワークに従事する。著書に『ゴッホと〈聖なるもの〉』(新教出版社、2017年)、「ゴッホの〈ひまわり〉-パリ編(上・下)」(「図書」岩波書店、2020年)、「ゴッホの〈ひまわり〉-アルル編(上・中・下)(「種をまく」岩波書店、2021年)など。

 

小泉順也(一橋大学教授)

専門はフランス近代美術史。東京大学教養学部卒業、同大学大学院総合文化研究科修士課程及び博士課程修了、博士(学術)取得。2012年から一橋大学で教鞭を執り、美術史、博物館学等の授業を担当。これまで印象派(エドガー・ドガ、アルフレッド・シスレー、メアリー・カサット)、ポスト印象派(ポール・ゴーガン)、ナビ派(ポール・セリュジェ、モーリス・ドニ、ピエール・ボナール)に関する論文等を発表している。

 

 

ニナ・マリア・アタナソグルー・カルマイヤー(デラウエア大学名誉教授)

専門は、19世紀フランス美術史。ソルボンヌ大学(美術・考古学研究所)を卒業後、プリンストン大学(芸術・考古学部門)で博士後を取得。2019年からニューヨーク大学美術研究所のカーク・ヴァーネドー記念近代美術史教授を務める。『セザンヌとプロヴァンス‐画家とその文化的環境』(2003年)で第2回アメリカ大学美術協会賞を受賞。

 

マリナ・フェレッティ(ジヴェルニー印象派美術館名誉館長)

専門は、新印象主義、特にポール・シニャック研究。『印象派』(文庫クセジュ、白水社、2013年)他、多数の著作がある。モネ、ボナール、新印象派、ジャポニスムの展覧会、『新印象は一光と色のドラマ展』(東京都美術館他、2015年)、『収集家‐シニャック展』(オルセー美術館、2021-22年)のコミュショナーを務める。

 

レミ・ラブリュス(パリ、ナンテール大学教授)

パリ、ナンテール大学教授。専門は、フランス近代美術史。特に、アンリ・マティスの作品、19-20世紀のヨーロッパにおける「装飾的」問題に関する研究。多くのマティス展の企画に参加してきた。主要な著作として、『マティスーイメージの条件』(1999年)『混沌を前にして:産業化時代の装飾の思想』(2018年)、他多数。