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東洋大学

「異文化を学び自文化を学ぶ」プロジェクト 海外の大学教員との共同授業 2

2018.04.11

「異文化を学び自文化を学ぶ」プロジェクト 海外の大学教員との共同授業 2

 

《異文化を学び自文化を学ぶ》

共同授業② 

テーマ:「Cultural Diversity and Society(英語)

日時:20171129日(水)9:00~10:30

場所:6号館2階 6209教室

講師:WEE Jongsun(アメリカ ミシガン州 ウィノナ州立大学准教授)

朝比奈美知子(東洋大学)

(授業枠 「国際文化コミュニケーション概説B」)

2017年度文学部にお迎えした外国人研究員である、アメリカミシガン州にあるウィノナ州立大学、WEE Jongsun准教授をゲスト講師として、学科の1年生の必修科目「国際文化コミュニケーション概説B」において、授業担当者(朝比奈美知子)との共同授業が行われました。講義言語:英語。

同授業のテーマは、「文化的多様性と社会」。

まず朝比奈が社会におけるさまざまな差異(民族、人種、文化的背景、経済格差、政治的立場、年齢、性別など)とそれらが生まれる背景、異なる立場を持つ者同士の相互理解にともなうさまざまな問題の社会的、歴史的背景を踏まえて全体的な問題提起を行いました。

そのあと、WEE准教授がアメリカ社会におけるLGBT(性的マイノリティ)の問題について講義。WEE准教授はアメリカにおける差別や無理解の現状について紹介した後、大学での受け入れの姿勢や、その問題をテーマにした書物などの具体例を紹介しながら、近年その差別意識を乗り越えようとするさまざまな試みがアメリカで少しずつ広まりつつあることを紹介し、一人一人の小さな取り組みが社会を変える可能性を持っていることを示唆しました。

講演の言語はすべて英語で、基調講演の後の質疑応答も英語で行われましたが、学生からは多数の質問が出て、活発な意見交換の場となりました。議論は、日本とアメリカ、あるいはWEE准教授の出身国韓国との意識の違い、それぞれの国の文化(とくに宗教)と社会慣習の関係など、深いテーマに及びました。日頃耳にすることはあっても、あまりきちんと考えたことがなかった性的マイノリティと社会というテーマを通じ、社会において異なる文化背景を持つ者同士が共存していくために自分が何をすべきかを、学生の一人ひとりが自分の問題として考え、文化間のコミュニケーションを創っていく当事者としての意識を持つことを促す授業となりました。

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