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岡山大学

IR/IE講演会・ワークショップを開催

2018.12.27

 8200_image_3.jpg本学は12月19日、文部科学省科学技術・学術政策研究所の村上昭義研究員と大学共同利用機関法人・自然科学研究機構の小泉周特任教授を招き、津島キャンパスの一般教育棟でIR/IE講演会を開催しました。
 村上研究員は「研究力の現状把握と研究戦略策定に向けて」と題し、他機関との共著により論文数が伸びていることや「教員・研究者は、研究時間の減少が研究活動の活発度を低下させている主要因であると認識」しているなど、日本全体の研究活動の現状について説明。研究力向上には、論文が生まれるまでの研究プロセスを理解することが必要で、そこがIR/IEの役割と説明しました。小泉特任教授は「世界の中の岡山大学―指標から探る―」と題して講演。大学の研究力の測り方として、「量」、「質」、「厚み」などの要素があり、「質」を見る指標には被引用数に依存する「Top10%論文割合」や被引用数に依存しない「Nature Index論文数」などがあること、「厚み」を見る指標には論文数の集積をみる「Institutional h 5 index」や論文著者になっている研究者数をみる「Active authors」などがあることを説明。「厚みを高めることで、質も高まる。IRは自分を知る、世界のなかの自分を知ることに繋がり、どのような戦略をもって大学改革を進めて行くかが重要」と話ました。講演後の質疑応答では、これから伸びる研究を測る指標や文系の測り方に関する質問があり、活発な意見交換が行われました。槇野博史学長をはじめ、役員や部局長、教職員、学生ら約120人が聴講しました。
 講演後のワークショップには、講演を聴いた教職員や学生19人が参加。本来あるべき基礎研究をどう評価するのか、人材育成などを評価する指標があっても良いのではないのか、研究を理解してもらうための広報が必要、などの幅広い内容について講師を交えて意見交換をしました。
 本学は、エビデンスベースの経営戦略の推進と指標による成果の見える化に向け、平成29年7月にIR/IE室を設置しました。大学経営を取り巻く環境が厳しさを増す中で、研究力の向上とそれに向けての大学の意思決定や組織戦略が重要になっています。今回の講演を踏まえ、本学におけるIR/IEの充実・発展を図っていきます。

●IR: Institutional Research
「機関研究活動」とも訳され、その業務の本質は「必要な時に必要な学内情報を、必要とする職員・部署に提供する」ことです。その情報を、大学の教育・研究活動、学生支援や経営などに活用し、新たな部門間連携や新事業創出などにつなげます。

●IE: Institutional Effectiveness
組織の継続的な改善を促す循環プロセスのことで、データの収集・分析・改善策の構築・実行・結果分析の5段階からなります。単なる評価にとどまらず、学内の未掘シーズの発見や、組織の新たな価値創生につなげる活動を行います。

 


【本件問い合わせ先】
 総務・企画部 広報・情報戦略室(IR/IE室)(TEL:086-251-7013)

 

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