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岡山大学

米国務省「重要言語奨学金(CLS)プログラム」の留学生らが松琴寺、犬島を訪問

2019.07.11

   

8627_image_1.jpg 本学は、米国務省「重要言語奨学金(CLS)プログラム」の受入先に国立大学として初めて採択されました。6月14日から8月10日までの8週間、米国務省により選抜された全米トップクラスの大学生・大学院生26人を受け入れ、さまざまなプログラムを展開しています。課外活動の一環として、6月29日に岡山市中区の松琴寺、岡山市東区の犬島を訪問しました。
 8627_image_4.jpg松琴寺では、日本文化のひとつである「茶の湯」を体験しました。お点前をしたり、作法の指導を担当したのは、岡山大学教育学部附属中学校の生徒やその卒業生ら。留学生からは、「なぜ、くるくるとお椀を回すのですか?」「扇子を使う目的は?」と、日本語でさまざまな質問があがりました。交流を通して、「心を通わす」という日本文化を体験できたようでした。
 午後は岡山市中心部にある京橋と瀬戸内海を結ぶ「京橋クルーズ」で犬島に渡り、犬島精練所美術館や古民家を改装して芸術作品化した「家プロジェクト」、くらしの植物園などを見学しました。既存の遺構の再生・保存、太陽や地熱などの自然エネルギーを利用した建築、作家・三島由紀夫をモチーフにしたアート作品、植物の力を利用した高度な水質浄化システムなど、循環型社会を意識したさまざまな取り組みに興味を持ち、積極的に質問をしていました。

●CLSプログラム
国家安全保障や経済発展の観点から重要な役割を果たす、ロシア語や中国語など世界15言語の人材養成を狙いに、米国務省が実施しています。国内では2010年に受け入れがスタートし、同プログラムは国際教育・交流を専門とする米非営利団体American Councils for International Education(アメリカン・カウンシルズ)によって運営されています。

 


【本件問い合わせ先】
 グローバル人材育成院/国際部留学交流課(TEL:086-251-7045)

 

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