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創価大学

八王子市立別所中学校の生徒会代表6名が本学で「SDGsツアー」を行いました

学生活動

SDGs

2019.07.12

教員との懇談

 

 

創価大学ユネスコ・スクールプロジェクトの一環で、ユネスコスクールへの申請をサポートしている八王子市立別所中学校の生徒会の代表6名が、6月29日(土)に来学し、SDGsについて学び、考える「SDGsツアー」を体験しました。

これは、別所中学校の要望により実現したもので、生徒がSDGsについて考えたり、学生の取り組みなどを学んだりすることを通じて、ユネスコスクールに向けた自校での取り組みについて考える機会を提供することを目的に開催されました。
はじめに、中央教育棟のラーニング・コモンズSPACeで鈴木将史教育学部長、吉川成司教職大学院研究科長と懇談し、「SDGsは達成できるのか」「日本が取り組むべき項目は何か」などの質問が寄せられました。終了後、ラーニング・コモンズの中にある日本人学生や外国人学生が語学力を磨く施設などを見学。続いて、創価大学がUNHCR(国連難民高等弁務官事務所)と協定を結んでいる「難民高等教育プログラム」で入学したミャンマー出身の学生との懇談会を行いました。

その後、経済学部・西浦昭雄ゼミの「TEAM Clarus」(チーム・クラルス)の学生2名が、昨年開催された「ユヌス&ユースソーシャルビジネスデザインコンテスト2018」においてNTT西日本賞を受賞したビジネスプラン「花火大会におけるポイ捨て問題の課題解決」についてプレゼンテーションしました。このビジネスプランは、今年も埼玉県鴻巣市で開催される「こうのす花火大会」での導入も決まっており、課題解決に向けたプロジェクトの立案やリサーチ、企画等について説明。このプロジェクトは、SDGsの目標11「住み続けられるまちづくりを」、目標12「つくる責任、つかう責任」、目標14「海の豊かさを守ろう」へ貢献する取り組みです。引き続き、学生との懇談会を開催し、活発な意見交換が行われました。

参加した生徒から次のような感想が寄せられました。
  • ●現在、学校で取り組んでいるエシカル消費の活動に、自信を持つことができました。また、自分たちが行動しなければ少しも世界は変わらないことを感じました。
  • ●これまで自分に何ができるかわからず悩んでいたのですが、今日、いろんな話しを聞かせてもらい、今すぐにでもこの社会を、持続可能な社会にするために自分にできることをやりたいと思いました。
  • ●SDGsの問題を解決するのは難しいと思っていましたが、全部をやろうとするのではなく、自分にできる何か一つの課題について「スペシャリスト」になり、自身の周りに伝えていきたいと感じました。
  • ●今身近に起きている問題とかを解決していくことが、持続可能な目標につながっていくんだと思いました。
  • ●ネガティブな面から直していこうとするだけじゃなくて、自分たちができることを探して仲間を増やしていこうというポジティブな面からも活動できるんだなと感じました。
  • ●やっぱり中学生以外の大学生の視点が入ることで考え方が変わったりしたので、すごく貴重な時間だったなと思います。

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ミャンマー出身の学生との懇談