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東北大学

JANETフォーラム2019に植木俊哉理事・副学長らが参加しました

2019.12.27

 2019年11月4日-5日に、本学の学術交流協定校であるユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)及び在英国日本国大使館を会場として、JANETフォーラム2019が開催されました。東北大学からは、植木俊哉理事・副学長らが出席しました。

 

 JANET(Japan Academic Network in Europe)は、欧州にオフィス等を持つ、あるいは欧州で活動する日本の大学・学術機関等が連携し、合同で欧州における存在感を高め、協働して情報共有・交流を図ることを目的とするネットワークです。今回のフォーラムは、大阪大学とUCLが共同で開催しました。フォーラムでは、日英大学間連携の事例紹介、日英の研究・高等教育政策、研究費支援事業の紹介についてのセッションが企画され、日英双方の大学、ファンディングエイジェンシー等によるプレゼンテーションが行われました。

 

 また、11月5日の午後には、JANETフォーラム2019のプログラムの一つとして、Grand Challenges Symposium(GCS)が開催されました。Gland Challengesは、UCLが世界各国の研究機関と連携することにより、さまざまな社会課題を解決するために必要な研究などを議論する取り組みです。このシンポジウムでは、"Research Development and Innovative Knowledge Transfer to a Super-ageing Society" をテーマとし、UCL、東北大学、大阪大学、京都大学の研究者14名から、社会・経済研究、疫学、生命科学基礎研究にまで多岐にわたる最新の研究成果が発表されました。東北大学からは、経済学研究科・吉田浩教授と生命科学研究科・筒井健一郎教授が登壇しました。吉田教授は"Economics of Child‐rearing Moratorium"、筒井教授は" Neurostimulation for curing aged brain"という題目にて研究発表を行いました。研究発表の後に行われた総括のセッションでは、今後もGCSの枠組みを通じて、4大学の連携によりSuper-Ageing分野に係る共同研究を促進することが確認されました。

 

※JANET(Japanese Academic Network in Europe)外部サイトへ
欧州に連絡事務所や研究・留学拠点を持つか、欧州で活動を展開している日本の大学・学術機関等が共同して、欧州現地における活動の連携・円滑化を図るとともに、合同で欧州における日本の学術研究の存在感を高め、欧州学術情報の共同取得・共有に資するための緩やかなネットワーク。
2015年11月に設立発起会合が開催され、2016年7月にベルリン自由大学(筑波大学が実施担当機関)にて第1回フォーラム(JANET Forum 2016)、2017年11月にフライブルク大学(名古屋大学が実施担当機関)にて第2回フォーラム(JANET Forum 2017)を開催。2018年11月には、東北大学が実施担当機関として、フランス応用科学院リヨン校にて、第3回フォーラム(JANET Forum 2018)を開催しました。

 

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研究発表を行う吉田教授          研究発表を行う筒井教授

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JANET総会の司会を務める植木理事・副学長