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岡山大学

自分ごとSDGsを実践!学生×生協のコラボでTFT弁当が誕生

2020.07.20

9522_image_1.jpg 7月13日からピーチユニオン2階テイクアウトコーナーで、開発途上国の子どもの給食を支援する TFT(TABLE FOR TWO)弁当の販売が始まりました。昨年4月から提供を開始した TFTメニューに続く第二弾として、経済学部3年の中澤拓也さんが中心となり企画。岡山大学生活協同組合の協力により実現しました。
 TFTは日本発の社会貢献運動で、先進国の参加者と開発途上国の子どもたちが、時間と空間を越え食事を分かち合うことで、先進国の飽食と開発途上国の飢餓の同時解決を目指すというものです。TFT対象のメニューを食べると、代金のうち20円が寄付金となり、TFT事務局を通してアフリカ・アジアの子どもたちへ給食が届けられます。本学では2019年度1年間で総食数4,207食、総寄付金額109,412円の成果をすでに挙げています。
 TFT弁当は、TFT豆腐ハンバーグ弁当、TFTホキ味噌漬け焼き弁当、TFT鶏肉オニオンソース弁当(各463円(うち20円が募金分))の3種類が週替わりで登場します。10時~の販売で、1日20食程9522_image_2.jpg度を提供し、なくなり次第終了となります。TFT弁当はいずれも、TFTのガイドラインにある「カロリー730kcal程度の野菜が多いヘルシーなもの」という条件を満たすように作られています。日本でのヘルシーな食事1食が、購入者の健康増進とアフリカ・アジアで子どもたちの温かい給食1食につながる仕組みです。
 本企画を提案した中澤さんは、「コロナ禍で食堂での食事に不安を感じていたり、自炊により栄養バランスの面で不安を抱える学生がいたりするという2点に着目しました。開発途上国の給食支援につながることはもちろん、テイクアウト可能で栄養面も安心な弁当を提供することで、本学学生の食支援にもつながると考えています。ミールカードでの購入も可能なので、積極的に利用してほしいです」とコメント。
 TFTメニューは、本学が推進しているSDGs(持続可能な開発目標)17の目標のうち、1:貧困を9522_image_3.jpgなくそう、2:飢餓をゼロに、3すべての人に健康と福祉を、4:質の高い教育をみんなに、10:人や国の不平等をなくそう、15:陸の豊かさも守ろう、17:パートナーシップで目標を達成しよう、の実現を目指しています。

 


【本件問い合わせ先】
 全学教育・学生支援機構

 准教授 町田尚史(TEL:086-251-8560)

 

 

 

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