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ロシア連邦のミハイル・ガルージン駐日大使が記念講演を行いました

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2020.12.25

12月18日(金)、ロシア連邦のミハイル・ユーリエヴィチ・ガルージン駐日特命全権大使を本学にお招きし、中央教育棟AB103教室にて「戦後75年の世界と日露関係の発展」とのテーマに記念講演を行いました。

 

ガルージン大使は、モスクワ大学在学中の1982年から83年の約1年間、本学に交換留学生として日本語をはじめ、日本文化全般を学ばれました。帰国後、1983年にロシア外務省に入職後、駐日公使や駐インドネシア大使などを歴任し、2018年1月に駐日特命全権大使に就任しました。また、ミハイル・ゴルバチョフ元ソ連大統領やボリス・エリツィン元ロシア大統領の通訳として、対日外交の重要局面に立ち会われるなど、日本とロシアの外交の一翼を担ってきました。

 

2016年に開所された本学のロシアセンター(以下、センター)は、日本の大学で唯一となるロシア文化・ロシア語教育のための「センター」であり、ガルージン大使には、その開設に多大なご尽力を頂きました。2018年6月、駐日大使就任後、初となる講演会を本学で開催しました。本センターでは、イベントや講演会をはじめ、ロシアの11大学と交流を促進しております。また、新型コロナウィルス感染症の影響もあり、本来は対面での展示会を予定していたロシアの女流詩人・ベルゴーリツの生誕110周年記念の展示会をWEB展示会として、現在開催しております。※1

 

今回の記念講演は、センターとロシア連邦国際文化科学協力庁とが共催するWeb展示「レニングラード包囲下の励ましの声」の一環として、共通科目「人間教育論」の授業の中で開催しました。

 

今回の講演は日本語で行われ、第二次世界大戦から今日までの歴史を振り返り、現代世界における日露関係の役割等を挙げながら、ロシア外交の課題や現在の国際関係と今後の見通しなどを話されました。

 

その講演の中で、ガルージン大使は、露日関係の発展を語りながら、「私は、創価大学とロシアの大学との交流を高く評価をしています。露日関係を強め、国際平和を進める上で、もっとも重要なポイントは文化交流だと考えます。学生の皆さんが互いの歴史や文化を学び、理解し合うことが両国の友好につながります」と述べました。

 

講演後、参加した学生からは、講演に対する感謝が述べられ、ガルージン大使は日露交流や学生時代の思い出などの質問に応じ、学生へエールを送りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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