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創価大学

「価値創造×SDGs」Weekの全イベントが終了しました―創立50周年記念事業の一環

2021.01.14

12月14日のシンポジウムの様子


創立50周年記念事業の一環として、国連のSDGsを推進することを目的に、12月11日(金)~17日(木)にわたって、「価値創造×SDGs」Week(後援:国連広報センター)を開催しました。イベントは全てオンラインで実施し、国内外より多くの方が視聴されました。


---シンポジウム------------------------------------------------------------------------------------------------------------------------

12月14日:人道的競争の時代へ―平和構築のために我々ができること

赤十字国際委員会のレジス・サビオ駐日代表、オーストラリア・グリフィス大学の宗教・文化間対話センターのブライアン・アダムス元センター長、創価大学のニコラス・エマニエル国際平和学研究科准教授がスピーチし、平和社会の構築にむけて意見交換をしました。3氏は、「シンク・グローバリー、アクト・ローカーリー」(地球規模で考え、地域で行動する)の考え方を紹介し、世界で起こっている諸問題を正しく知ると同時に、自分がいる地域で解決への一歩を踏み出すことが重要であると述べました。

 

12月15日:人道的競争の時代へ――『人間の尊厳』が輝く未来の創造
国連開発計画(UNDP)の近藤哲生駐日代表は、生活の利便性や快適性の追求の反動として、気候変動に代表される地球的課題が拡大している点、コロナ禍により大きな影響を受けている人々がいることに触れ、UNDPが貧困の根絶・構造的変革・強靭な社会の構築の3つの開発分野において、多様な取り組みを行っていることを説明しました。

 

国際人権NGO「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」日本代表の土井香苗氏は、世界の人びとの権利と尊厳を守るため、客観的かつ徹底した調査で得た事実に基づき、政策提言などを通して世論を動かしていく手法などを説明しました。また、人の殺害をためらう人間的な感情を持たない「キラーロボット」の使用禁止等に向けた活動状況を報告しました。

 

本学法学部の中山雅司教授は、「誰一人として取り残さない」とのSDGsの理念に言及し、自分だけでなく他者のために貢献する行動こそが、「人権」の文化構築に繋がっていくと述べました。

 

---第4回ピース・フォーラム2020----------------------------------------------------------------------------------------------------------

12月12日:レジリエントな世界のための創造的協働――パンデミック後世界における価値創造と新たな政策

創価大学、慶南大学(韓国)、中国文化大学による第4回ピース・フォーラム2020として開催し、各大学の教授らが参加しました。
基調講演では、同志社大学大学院教授の峯陽一氏がアジアとアフリカを地理的に括った「アフラシア」という概念を紹介しました。2100年までに世界の人口は100億人を超え、アフリカとアジアの人々で8割以上を占めるとの予測をもとに、多様な人々が共生・共存する社会の在り方などについて述べました。その後、各大学の教授らが発表し、意見を交わしました。

 

※基調講演や各セッションのプレゼンテーションの内容については、後日、平和問題研究所のホームページで紹介します。

 

---教育学部・教職大学院合同ESDフォーラム-------------------------------------------------------------------------------------------------

12月12日

本学の教育学部と教職大学院による、ESD(持続可能な開発のための教育)フォーラムを開催しました。立命館大学国際教育推進機構の堀江未来教授(立命館小学校・中学校・高等学校 代表校長)が講演し、立命館小・中学・高校における国際理解やSDGs教育の実践を紹介した後、コロナ禍における国際教育の展開等について語りました。続いて、ユネスコ(国連教育科学文化機関)が掲げる理念に沿った教育を行う「ユネスコスクール」チャレンジ校の活動を、東京・創価高校など4校が報告しました。

 

また、本学の吉川成司教職大学院研究科長、関田一彦副学長(教育学部長)が挨拶しました。

 

---東アジア学校カリキュラムと教授法研究大会-------------------------------------------------------------------------------------------------

12月12日

第2回の教授法研究大会として開催されました。本学の鈴木将史副学長のあいさつの後、中国・首都師範大学初等教育研究所の郜舒竹所長と、創価大学教職大学院の鈴木詞雄教授が、日本と中国の小学校における算数授業のカリキュラムや教授法などをテーマに講演しました。講演後、いくつかのテーマごとに分科会が行われました。

 

---学生企画「ユースセッション」-----------------------------------------------------------------------------------------

12月16日

インドとケニアの交流校の学生と本学学生が、「ジェンダー」に関する問題を互いに発表し、ディスカッションしました。本学の山岡美穂(文学部4年)さんは、留学の経験などを振り返りながら、「一人一人が自分らしく生き、どうすれば公正な社会を実現できるのか」などを問題提起し、課題解決のための方向性について見解を述べました。また、交流校のグレースマチェルさん、エヴィタロドリゲスさんは、自国の抱える課題として難民キャンプの現状に触れ、女性のエンパワーメント(内発的な力の開花)を推進することの重要性を語りました。その後、発表の内容を踏まえ、ジェンダーに関する課題について積極的に意見が交わされました。

 

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---展示----------------------------------------------------------------------------------------------------------------

12月11日~

本学の周年サイト上で、「価値創造x SDGs」展示を公開しました。学生が考えるSDGsの達成に向けた活動のほか、日々の生活のなかでの取り組みなどを紹介しています。下記よりご覧ください。

 

 

---クロージングイベント-----------------------------------------------------------------------------------------------

12月17日

冒頭、本学卒業生で国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)駐フィリピン事務所の久保眞治代表のビデオメッセージが配信されました。久保代表は難民問題の解決は平和社会を構築するうえで重要なテーマであることに言及し、本学の建学の精神である「人類の平和を守るフォートレス(要塞)たれ」を実践するため、「分断から協調に導く力をつけてもらいたい」と学生に期待を寄せました。

 

続いて、国連機関等でのインターンシップを経験した本学の岡部 エミリー ナオミ(法学部4年)さん、馬場良美(文学部4年)さんが、そこで得た学びや経験などを報告しました。

 

その後、立教大学の長有紀枝副総長(同大学院21世紀社会デザイン研究科教授)が基調講演をし、難民問題をはじめ多くの地球規模の課題に触れながら、「無関心の壁」を破ることが平和社会構築への第一歩になると述べました。最後に、赤十字国際委員会のジャン・ピクテ元副委員長が、世界の多くの人々が直面する課題に対して、傍観するのではなく他者の苦しみに寄り添い、「自分ごと」として想像できる一人一人になってもらいたいと語りかけました。

 

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12月11日(金)のオープニングイベントの様子については、下記よりご覧ください。