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岡山大学

VTS 岡大生×倉芸生×みるナビと共同企画!岡山大学-Ceedがオンライン対話型アート鑑賞会を開催

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2021.04.01

 岡山大学-Ceedは3月17日、一般社団法人みるを楽しむ!アートナビ岡山と共に、VTS(Visual Thinking Starategy)(※1)を用いたオンライン対話型アート鑑賞会(※2)を開催しました。参加者を8人限定としましたが、普段接する機会のない学生と社会人が集い、アート鑑賞を通しての気づきをお互いに共有し合いました。
 本イベントでは、題材となる3つの作品を参加者全員で鑑賞し、気づいた点や感じたことを伝え合いました。1作品目は、現役大学生アーティストのグローバル・ディスカバリー・プログラム1年(開催当時、以下同じ)源幸佑季さんのアート作品を取り上げました。参加者での対話のあと、作品に込めた想いを源幸さんから参加者に共有しました。2作品目は、先日開催されたイベントに登壇いただいた山田胡瓜先生の漫画「AIの遺電子」から1カットを取り上げ、近未来のSFの世界を楽しみました。3作品目は、JR岡山駅からRSK新本社に移された、岡本太郎・作の「躍進」を扱いました。
 終了後のアンケートでは、「自分の考えを否定されないことの楽しさを感じました」、「ほかの人の感覚を知ることができて自己分析にもなって面白かったです」、「いろいろな意見やアイディアに触れる事ができ楽しかったです」といった感想が寄せられ、大変有意義なイベントとなりました。
 今回のイベントは、一般社団法人みるを楽しむ!アートナビ岡山代表の片山眞理さんご監修のもと、大学院ヘルスシステム統合科学研究科博士前期課程1年の東尾卓さん、グローバル・ディスカバリー・プログラム1年の宮﨑美帆さん、倉敷芸術科学大学芸術研究科博士前期課程2年の藤原優希さんが企画・運営・ナビゲーションを行いました。
 
○今回紹介した作品
・1作品目:岡山大学グローバル・ディスカバリー・プログラム1年の源幸佑季・作「gennkounooekaki」(Instagram)から6つの作品を使用
・2作品目:漫画家、山田胡瓜・作「AIの遺電子」から1場面を抜粋
・3作品目:岡本太郎・作「躍進」(RSK本社前)

○今回のイベントに作品を提供してくれた、源幸さんのアート作品のグッズが販売されるポップアップストアが4月8日(木)に、パブリックカウンター岡山に1日限定で出店されます。ぜひ足を運んでみてください。
 源幸さんの作品が掲載されているInstagramはこちら

※1 〈Visual Thinking Strategy (VTS)
 アート作品の鑑賞を通じて鑑賞者同士で多様な意見を交わすことにより、現代の複雑化する社会において、様々な課題設定に求められる視野・観察力と、思考力を広げることを目的としたワークショップです。山口周氏の著書『世界のエリートはなぜ「美意識」を鍛えるのか?』等により、日本のビジネス界でもアートへの関心が高まっています。

※2 対話型アート鑑賞:"Creative viewing ~ Creative sharing ~ " Creative living "
 鑑賞を第二の創造と位置付けた〈みるナビ〉独自の表現です。グループでアート作品をみながら、思ったり感じたりしたことを言葉にして対話していくことで作品の見方をより深めていきます。
 1980年代にニューヨーク近代美術館(MOMA) で開発された対話型鑑賞(VTS: Visual Thinking Strategies) をベースとしています。
 対話型アート鑑賞には、「観察力」「自己表現力」「対話力」「理解力」を育成し、「想像力」「課題提起力」等を喚起する効果があるといわれています。
 岡山では美術館以外でも、学校や職員研修などで〈みるナビ〉の対話型アート鑑賞プログラムを使った取り組みが行われています。

○岡山大学-Ceedについて
 岡山大学の学生が主体となってアントレプレナーシップを共に学び、共に発揮し、共に未来を創造することをミッションにした組織です。
 2018年12月より「SiEED」という名称でスタートした「岡山大学起業家精神養成プログラム」は、2020年3月末日を以て寄附講座という形を終了しました。そして、2020年4月から、岡山大学のアントレプレナーシップ教育は "持続可能な開発目標SDGsを実現できる人材育成" にフォーカスして、Nextステージに進みました。もちろんそのためには、いままでのSiEEDが大事にしていた「未知の問題を発見し未知の解決法を自ら創造する力」が重要になってきます。そのことを胸に、-Ceedとして、今後も学生主体でSiEEDプログラムで培われたアントレプレナーシップを suc-ceed 継承し、pro-ceedさらに前進し、ex-ceed 超えていきたいと考えています。
 HP:https://www.ceed-okayama.org/

【本件お問い合わせ先】
 岡山大学 全学教育・学生支援機構(担当:非常勤講師 鈴木真理子)
 E-mail:suzuk-m1◎okayama-u.ac.jp
 ※ ◎を@に置き換えて下さい。
 HP:https://www.ceed-okayama.org/

 

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