• TOP >
  • NEWS >
  • アントレプレナーシップ養成セミナー「スマートフォン誕生の知られざるドラマ、シリコンバレーでの失敗から学ぶことは」を開催

岡山大学

アントレプレナーシップ養成セミナー「スマートフォン誕生の知られざるドラマ、シリコンバレーでの失敗から学ぶことは」を開催

教育

産学連携

学生活動

2021.12.10

 本学は12月1日、「スマートフォン誕生の知られざるドラマ、シリコンバレーでの失敗から学ぶことは」をテーマとしたアントレプレナーシップ養成セミナーを、オンラインを併用し、Junko Fukutake Hallで開催し、約120人の学生・教職員らが会場及びオンラインで参加しました。
 セミナーでは、第一部として、notekabuskiの加藤 貞顕 代表取締役CEO、株式会社Coral Capital の西村 賢 パートナー兼編集長、本学学術研究院ヘルスシステム統合科学学域の志水 武史 准教授、本学新医療研究開発センターの伊東 孝 助教をパネリスト、角川アスキー総合研究所の遠藤 諭主席研究員(元・月刊アスキー編集長)をファシリテーターとしたパネルセッションを実施しました。
 パネルセッションでは、パネリストそれぞれが起業家、起業支援者の立場で起業をテーマに討論。「アントレプレナーは『仲介人』がもともとの意味。自分の得意なことと社会課題を結び付けてビジネスを考えるのもよい」、「起業はたいへんなことも多いが、自分が欲しいものを作れるのが魅力」、「失敗しても再チャレンジできる環境が日本でも整いつつある」、「医療などIT以外の分野でも続々とベンチャーが生まれており、チャンスは多い」、「他者を巻き込むためには何よりもストーリーが重要」などの意見が出されました。
 続いて行われた第二部では、ドキュメンタリー映画「GENERAL MAGIC」を配給元の角川アスキー総合研究所協力のもとオンラインで上映。映画では、当時の映像や当事者のインタビューをもとに、シリコンバレーで「最も重要な失敗企業」と呼ばれた伝説的ベンチャーGeneral Magic社がどのようにして失敗に至ったか、そして同社倒産後、いかに元同社メンバーがiPhoneやAndroidといったスマートフォンの開発に重要な役割を果たしたかが克明に描き出され、そのリアリティ溢れる内容に参加者は熱心に見入っていました。
 閉会にあたっては、那須保友 理事(研究担当)・副学長が登壇。「映画にも出てきたように、失敗は終わりではなく、始まり。本学は失敗を恐れず、チャレンジする学生を応援します」とエールを送りました。
 本セミナーは学生・教職員のアントレプレナーシップ(起業家精神)を養成するため、「国立大学イノベーション創出環境強化事業」の取り組みの一つとして、イノベーションマネジメントコア ベンチャー支援フィールドが実施しました。

○本学では、イノベーションマネジメントコア ベンチャー支援フィールドが窓口となり、技術シーズ・ビジネスプランの事業化に向けたアドバイス、経営相談先の紹介など、起業に関するさまざまな支援を行っております。ベンチャー企業設立にご興味をお持ちの教職員・学生の皆さんは、どうぞお気軽にご相談下さい。


【本件お問い合わせ先】
 岡山大学イノベーションマネジメントコア ベンチャー支援フィールド
 E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
 ※@を◎に置き換えています。

 

1.png 10730_image_2.jpg 10730_image_3.jpg