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豊橋技術科学大学

TUTグローバルハウスにて文化交流会を開催

教育

2022.02.07

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留学生と日本人学生が共同生活を送るシェアハウス型宿舎「TUTグローバルハウス」では、多様性に富んだ「であい」を通じて、居住する全ての学生の学び合い、心身の健康、永続的な友情を追求しています。このたび、文化交流会の一環として、小原流いけばな一級家元教授である、鈴木榮子氏を講師にお招きし、いけばな体験会「エイゴdeイケバナ」が実施されました。

 

新型コロナウイルスの感染者急増に伴い、講師は広島から、学生はTUTグローバルハウスのアセンブリールーム(集会室)または、各自の個室からオンラインにて参加する形となりました。参加者は「生け花のこころとは何か」「植物をより活き活きと見せるには」といった講義から、実際に花材を用いた実技まで、画面越しの講師の説明を熱心に聞きながら、それぞれが思い思いに生け花を楽しみました。

 

参加したカンボジア出身の留学生David Pichさんは、「生け花の存在を知ってから8年経つがやっと実際に体験することができて嬉しい」と、感動を語りました。また、ベトナム出身のVan Thi Hangさんは、「母国でのフラワーアレンジメントは、たくさんの花を使って派手にするものが当たり前で、日本の生け花は地味だと思っていた。しかし、日本の生け花は、花と向き合い、11本を大切にするものだと気づくことができた。これから、生け花の作品を見る目が変わるだろう」とコメントしました。

 

今回のいけばな体験会で、留学生は日本の自然の慈しみ方に触れることができ、また、日本人学生はその心を振り返りました。そして、生け花を通じて感想を語り合う非常に良い文化交流の機会となりました。