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創価大学

看護学部今松友紀講師の共著論文が国際的なオンライン雑誌に掲載されました

研究

2022.08.03

看護学部今松友紀講師の共著論文「Development of a community health workers perceptual and behavioral competency scale for preventing non-communicable diseases (COCS-N) in Japan」が、オンライン雑誌『BMC Public Health』(注)に掲載されました。

 

Community Health Workerは専門家が関わりにくい地域住民に対して健康情報やサービスを提供し、支援が必要な人々と健康関連の専門家の橋渡しを行う貴重な人材です。Community Health Workerの活動は、SDGs「すべての人に健康と福祉を」に寄与し、日本でも健康格差の是正や健康寿命の延伸への貢献が期待されています。本研究では、Non-Communicable Diseasesの予防に取り組むCommunity Health Workerの能力を測定する尺度を開発しました。

 

今松講師は「日本は世界に誇る高い健康水準を維持していますが、その一因として、Community Health Workerをはじめとする地域住民の草の根の活動があることを今回の研究を通して改めて実感しました。研究に協力してくださったすべての方に感謝し、今後は、その人々の能力獲得を促進する地域ケアプログラムの開発に取り組んでいきたいと考えています。」と述べています。

 

(注)BioMed CentralBMC) は、査読付きオープンアクセス ジャーナルの世界最大の出版社です。250を超える雑誌を発行しており、そのポートフォリオは生物、医学、科学、技術、工学といった領域にわたります。中でも「BMC Public Health」は病気の疫学と公衆衛生のあらゆる側面の理解に関する記事が掲載されています。