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  • 久能 弘暉さん
  • 立教大学法学部法学科4年生
マップ 位置情報 インドネシア・ジョグジャカルタ インドネシア・ジョグジャカルタ
「RSL-プロジェクト・プランニング」インドネシアプログラム 「RSL-プロジェクト・プランニング」インドネシアプログラム

<1週間目>
多文化・多民族における共生社会を築くインドネシアで、宗教や文化に対する理解を深める。また、現地の学校を訪れ、日本の文化を子どもたちに伝える。
<2週間目>
現地の低所得層の子どもたちのもとを訪れ、子どもたち自身が自分の夢をインスパイア―できるような機会を作る活動を現地の大学生と協働して企画し、実施する。

3年生春学期 3年生春学期
  • 授業を履修するために、RSLセンターのガイダンスに参加
  • 授業内での事前学習として、インドネシアと日本を比較するため、まずは日本の文化について調べ学習し、スライドを作成
  • 他の参加メンバーとともに発表準備
  • 立教大学の留学支援の奨学金であるグローバル奨学金の申込手続き

留学体験談

教員の夢に向けて現地学生と取り組んだ子どもたちへの貢献活動

この留学プログラムを主宰する立教サービスラーニング(RSL)の授業では、社会の現場で地域の方と一緒に活動しながら「シティズンシップ」について学ぶことを目的としている。そのため、本プログラムでは普段の大学で実施される一斉講義式の授業だけでは学ぶことのできない社会貢献活動について多くを経験できると考え、参加することを決意した。
もう一つの動機は、私は将来教員を志望しており、多様な宗教や文化の混在するインドネシアは、これからの日本社会を考えても多様性を学ぶうえで格好の場所であると感じたことである。私は現地に赴き、実際に肌で触れ、感じ、学んだことを将来、自分が受け持つ授業で活かしたいと考えた。

留学先で一生懸命取り組んだのは、グループ活動において主体的に行動すること。本プログラムは言語を学ぶこと以上に、実際に現地の社会問題に向き合い、その課題解決の道筋を探していくということが求められる。そのため、本プログラムは語学留学のように、学校へ行き授業を受けるいわば受動的な留学ではなく、すべてを主体的に行わなければならない。わたしたちは“より良い社会を作っていくこと”をテーマに活動した。その一つが現地の低所得層の子どもたちが有意義に感じる活動をインドネシアの大学生と協働しながら、ゼロから作り上げることである。このテーマを達成するために自主性や主体性を大切にし、自分の意見を積極的に相手に伝えること、そしてまず自分が率先して動くことを特に意識して取り組んだ。

留学体験写真

世界の現状を知って学んだ新たな視点 社会問題への積極性を持つ

留学中、特に苦労したのは言語の壁である。グループ活動でも言語の壁により進行に支障にきたす場面が多々あった。合わせて、現地の子どもたちは現地語のみを理解し英語が理解できない。活動中の子どもたちとのやり取りは、インドネシア人学生を通して行われたため、子どもたちと直接コミュニケーションが取れないことにも、もどかしさを感じた。
一方で、表情やジェスチャーといった言語だけでなく非言語の大切さについて気付くことができた。子どもたちが感じていることは、直接言葉を交わさなくても子どもたちの表情や態度をよく観察することで理解できる。言葉の壁は苦労したが、その反面、自分の意思を「伝えること」だけでなく、相手の気持ちや考えに寄り添い、「理解しようとする姿勢」の重要性を認識した。

一番学んだのは、身近な社会問題に関心を示すことの大切さである。上述の通り今回の留学のテーマは、“より良い社会を作っていくこと”であった。本プログラムでは、「貧困」だけでなく、環境問題についても現地の大学生とともに考えて、子どもたちが「自然」と共生していけるようなプログラムを企画した。これらは帰国後に、日本における環境問題や貧困層の子どもたちの現状について考えるきっかけになった。それは本プログラムを通して社会で起きていることを自分事として考えられるようになったからであろう。日々の暮らしを当たり前として何も考えずに生きるのではなく、身近な社会問題について主体的に考えることが「シティズンシップ」であるとともに、新たな視点を学ぶことができた。

留学体験写真

1日の流れ

9:00
現地の大学生とともに、午後の活動を企画
12:00
本プログラム参加者のみんなと広場で昼食
13:00
低所得層の子どもたちと午前に企画した活動を実施
17:00
活動のフィードバック
18:00
ホストファミリーと夕食

留学をしたい人へ

留学には様々な種類のものがある。短期間のものから長期間のもの、語学留学から私が履修したRSLのプログラムのように留学先の文化を学ぶものなど、どれも参加する人にとって有意義なものになることは間違いない。
一方で留学と聞くとお金もかかるし、学校も休まなければならないなど、様々な不安要素もあるのは事実である。しかし、私のように短期留学で行先もアジアであれば、上記のような心配もあまりない。
一番必要とされるのは、自らが何かを変えたいと思う主体性であると私は考える。これは実際にインドネシアを訪れて私も感じたが、海外の空気は普段の日常生活から自分を解放することができる。自分を変えたい人、人の役に立ちたい人は、ぜひ一歩踏み出してみてほしい。

case.1 北海道大学 勝田 梨紗子さん|積極的な姿勢が実を結んだ海外インターンシップ
case.2 立教大学 久能 弘暉さん|インドネシアで行った子どもたちの夢を広げる社会貢献プログラム
case.3 岡山大学 松本 颯太さん|ユースサミットに参加世界を変えるためにできること
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