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  • 松本 颯太さん
  • 岡山大学法学部3年生
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One Young World 2019 ロンドン大会(世界ユースサミット) One Young World 2019 ロンドン大会(世界ユースサミット)

2009年の世界経済フォーラム「ダボス会議」において宣言され、2010年より年に一度、世界190カ国以上から18〜30歳の若い世代が集う、世界最大級のサミット。地球規模の課題に対し、SDGsを軸として、産官学が一体となって問題解決を目指す。国連前事務総長コフィ・アナン氏やグラミン銀行創設者モハメド・ユヌス氏など、世界的指導者達や世界有数の企業が支援している。

2年生冬
  • 前年度の同プログラムに行った先輩からお話しを伺う
3年生春
  • プログラムに関するQ&Aセッション等に参加
  • プログラムに応募
3年生夏
  • 学内選考(6月~7月)
  • 学内派遣者オリエンテーション・危機管理ガイダンス(8月)
3年生秋
  • 日本代表団壮行会に参加(9月)

留学体験談

今あるチャンスを無駄にしないアクションを知ることと起こすこと

このプログラムに参加しようと思ったのは、世界中から集まる様々な背景を持った人々と繋がることで自分の世界を広げると同時に、地球規模の課題に対してどのような取り組みをすべきか、また若いリーダー達は既にどのようなアクションを起こしているのかを知ることで世界を変える一員となる第一歩にしたかったためです。私は自分が大学に行くのは「Opportunity」のためだと捉えています。そんな中で、岡山大学の学生だからこそチャンスがあるこのプログラムに参加することは自分の人生においてかけがえのない経験となると思い応募しました。

プログラム中は積極的に行動し続け、できる限り多くの人と出会い、話すことに取り組みました。サミットの4日間は朝早くから夜遅くまでずっとプログラムが組まれており、休憩時間にもワークショップ等が開催されていました。同時に多くのイベントが開催されていたので、各人の行動は完全に自由でしたが、限られた時間のなかで最大限の学びを得たいと考え、プログラムを通して可能な限り多くのイベントに行き、様々な考え方の人々と触れ合いました。想像もできないような体験をされている方とも多く出会い、異なる観点を吸収すると同時に自分自身の考え方も向上させることができ、人生の中で最も濃い4日間であったと確信しています。

留学体験写真

より良い世界の実現のために自分には何ができるのか

日本で生まれ育った自分には想像もできないような体験をされた方々の話を聞く中で、話のスケール、衝撃が大きすぎて、そのような問題に対して経験のない自分に一体何ができるのだろうと悩みました。貧困やテロ、差別など様々な体験を本人から直接聞くことで、臨場感そのままに入ってはくるのですが、日本で暮らしている限りでは全く縁のない問題に関して、どのようにしてこの人たちと同じ立場に立って取り組めば良いのかが分かりませんでした。また、イギリスの作家J.K.ローリングさんが、「孤児院の子供達を救いたいのなら、孤児院でボランティアをするな、孤児院に寄付もするな」というお話をされ、孤児院の運営側が利益を搾取している体制という背景をしっかりと知っていないと、善意も悪い方向に繋がってしまうと知り、改めて問題解決の難しさに直面しました。

このようなことに対して、みんなが同じ立場で同じことを目指す必要はなく、その国・その人にはそれぞれにできることがあるのだと気づきました。例えば、SDGsのアジェンダで理念とされた「No One Left Behind」という言葉は、もちろんあらゆる場所・状況・理由によって苦しんでいる人を誰1人として残さず問題に取り組むという意味ですが、これは日本においては、関わらなくても不自由なく生きていける人々をどのようにして「取り残さず」巻き込んでいけるか、ということも意味すると思います。また、上記の孤児院の例にもあるように、表面的な認識では、私たちの善意の行動がかえって問題を助長しかねないため、まずは現状とその背景をしっかりと知ることが重要だと考えました。このように、しっかりとした認識の上で、自分だからこそできることを一人一人が考え、行動に移すことで、全ての人が全ての人に対してケアしていける本当の「No One Left Behind」が実現されるのだと学びました。

留学体験写真

1日の流れ

8:00
世界的指導者やすでにアクションを起こしている若者の講演を聴く
12:00
昼食を取りつつ、Q&Aセッションやワークショップに参加
13:30
世界的指導者やすでにアクションを起こしている若者の講演を聴く
16:30
Q&Aセッションやワークショップに参加
18:30
世界的指導者やすでにアクションを起こしている若者の講演を聴く
20:30
ネットワーキングディナー

留学をしたい人へ

留学は、異文化に触れ、自分の世界が大きく広がりますが、同時に、全く新しい環境での生活は不安で一杯です。また、多くの人にとって、初めて「マイノリティ」となる経験だと思います。価値観やバックグラウンドも大きく異なる人々の中に入ると、孤独感を感じることも多くあります。しかしそういう環境だからこそ、積極性・主体性を持って行動し、色々な人と出会い、話をしてみてください。限られた時間の中で新しい関係性を築いていくからこそ、日本での人間関係など気にすることなく、自由に挑戦できるチャンスです。行動力を持って、そして何より新たな環境を楽しみながら、留学生活を濃い時間とできるよう心がけてみてください。僕もまだまだ学ぶことばかりですが、一緒に頑張りましょう!

case.1 北海道大学 勝田 梨紗子さん|積極的な姿勢が実を結んだ海外インターンシップ
case.2 立教大学 久能 弘暉さん|インドネシアで行った子どもたちの夢を広げる社会貢献プログラム
case.3 岡山大学 松本 颯太さん|ユースサミットに参加世界を変えるためにできること
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