第2回「IUJむすびばカレッジ」を開催いたします

学生向け

一般向け

2023.02.16

2023年1月より新たに開始した「IUJむすびばカレッジ」の第2回講演のお知らせです。

 

「IUJむすびばカレッジ」とは...

国際大学の教員が自身の研究・教育分野の視点から地域のみなさまの生活に身近なトピックを取り上げ講話いたします。対話を通じて市民のみなさまに国際大学の教員や学生、研究分野等についてさらに知っていただくための交流の場を創出することを企図しています。相互の交流の機会を通して、国際理解や「内なる国際化」にも繋げていけることを期待しています。

【第2回】

日時:2023年2月18日(土)15:30-17:00(15:15開場)

会場:南魚沼市事業創発拠点MUSUBI-BA

費用:無料

申込:事前登録制(くわしくはウェブサイトをご覧ください)

 

テーマ:『「戦略から」みるウクライナの不思議』

スピーカー:国際大学国際関係学研究科 山口昇教授

概要:ウクライナ侵攻開始以来腑に落ちないことが多い。ロシアは何故このような挙にでたのか?強大なロシア軍に対してウクライナが善戦しているのは何故か?「10日でキーウ陥落、8月までにウクライナ併合」というロシアの目論みは見事に外れた。何故そのような誤算をしたのか?このような疑問を解く上で見逃せない点がいくつかある。第一に指導者の個性だ。プーチンとゼレンスキー以外の指導者がロシアとウクライナを率いていたとすれば結末は異なると想像できる。第二に国際社会による支援の意義だ。2014年のクリミア併合以来、西側の支援は目覚ましく、兵器や技術の供与だけでなく訓練にも注力してきた。第三に核の影だ。ロシアの核使用という恐怖は拭えない。ウクライナで起きたことを反芻して、このような不思議の背景を考えてみる。

 

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