慶應義塾大学

慶應義塾大学・ウィーン大学国際シンポジウムを開催

2018.03.09

2月6日、三田キャンパス北館ホールにて、国際シンポジウム「領域横断知としての〈デザイン〉 "Design" als grenzüberschreitendes Wissen」(文部科学省スーパーグローバル大学創成支援事業)が開催されました。これは2016年に慶應義塾がウィーン大学と締結した研究協定の一環で、ウィーン大学のラファエル・ローゼンベルク教授、ゼバスティアン・シュッツェ教授ら総勢4名の研究者が来校しました。


慶應義塾大学文学部の粂川麻里生教授の司会進行のもと、山内志朗大学院文学研究科委員長の挨拶で始まったシンポジウムの前半では、ウィーン大学のアジア美術研究者ルーカス・ニッケル教授、イスラム美術を多角的に研究するマルクス・リッター教授、ヨーロッパ近世・近代美術史の専門家として活躍するシュッツェ教授とローゼンベルク教授がそれぞれの立場から、時代も地域も異なる建築、絵画、工芸、グラフィック作品等を取り上げてデザイン研究の可能性と新たな論点を提起しました。それを受けて日本側からは、現代美術研究者の枝村泰典氏より、海外での国際的水準における研究状況について報告がなされた後、文学部のマルクス・ヨッホ教授の司会のもとで、内藤正人教授、後藤文子教授、粂川教授がそれぞれ日本近世絵画史、西洋近代美術史、近現代ドイツ文学・文化史研究の立場から講演しました。


シンポジウムには塾外の研究者も多数含む約70名が参加し、絶えず活発な質疑応答が行われました。文化のサステナビリティが問われる今日、あらためてアートの可能性を「デザイン」の視点から、文字通り国際的かつ領域横断的に浮き彫りにした本シンポジウムは、今後、両大学が互いの信頼関係のもとで教育と研究をさらに協力的に進展させる可能性を確信させる機会となりました。

 

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