カナダとの交流110周年、CCC10年の記念式典をトロント大学で開催しました

2020.03.12

教職員や協力企業関係者、学生ら約150人が参加

水戸孝道教授の基調講演.jpg

 2020年は関西学院とカナダの交流が始まって110周年、文部科学省の「大学の世界展開力強化事業」採択プログラムである「日加大学協働・世界市民リーダーズ育成プログラム『クロス・カルチュラル・カレッジ(CCC)』」も事業開始から10年となる節目の年になります。これを記念して、2月21日、カナダ・トロント大学で記念式典が開催されました。関西学院側からは、理事でCCCのカレッジ長でもあるマッケンジー・クラグストン教授、CCCの構想責任者である水戸考道・法学部教授らが出席。協定大学の教職員やCCCの協力企業関係者らカナダ側の関係者に加え、学生と合わせると計約150名が参加しました。



協定大学関係者「関学のパートナーであることが誇り」

CCCパネルディスカッション.jpg 第一部は基調講演として、水戸教授が、カナダ・メソヂスト教会が共同経営に入った1910(明治43)年以降のカナダと関西学院の交流の歴史を振り返りました。特にカナダ人宣教師たちがいかに本学の発展に寄与してきたかについて、それぞれの方の功績や交流を象徴する数々のエピソードを交え、歴史を感じさせる数々の写真も織り交ぜて紹介。興味深い内容に、会場では時折、拍手や笑いが交錯するなど、終始なごやかな雰囲気に包まれました。

 第二部は「CCC10年の歩みとこれからの10年」をテーマにしたパネルディスカッションで、CCCを共同運営する4大学と協力企業、卒業生の代表者が登壇。トロント大学内ビクトリア大学の名誉学長であるポール・グーチ教授の進行で、CCCのこれまでとこれからについて意見を交換しました。振り返りでは、両国の学生が寝食を共にする点とともに、グローバル企業などが直面するビジネス課題に向き合い、大学で学んだ理論を実践できる点において、非常に特別なプログラムであることを再確認。今後に向けては、上記2点の特徴を継続していくことに加え、パートナー大学を増やし、互いにより多くの学生をCCCに参加させていこうという認識で一致しました。



11月には関西学院大学で記念式典

 

参加した協定大学の関係者は「ただの仲の良い協定校という言葉では片づけることができないくらい、長くかつ深い歴史や関係性があることを初めて知り、改めて関学のパートナーであることを誇りに思った」と話していました。先人たちが積み上げてきた良き関係性を、大学として今後も大事に育み、発展させていかなければならないと強く感じられる式典となりました。

 カナダは本学学生にとって最も人気のある留学先で、年間500名以上が留学しており(2018年度実績)、本学が国際化を推進するにあたって、最重要国の一つです。交流を記念する式典は2020年11月には関西学院大学でも開催します。協定大学の一つ、マウント・アリソン大学の学長をお招きし、カナダとの交流110周年とともに、本学学生のために作られた英語学習プログラム(MASSIE)の20周年を祝う式典となる予定です。