関西学院大学

大学院副専攻「国連・外交コース」オープンセミナーを開催(11/7)

2018.11.22

国連外交セミナー1.jpg関西学院大学国連・外交統括センターは11月7日(水)、西宮上ケ原キャンパスにて、堀江正彦明治大学学長特任補佐(元マレーシア特命全権大使、地球環境問題担当大使)と赤十字国際委員会(ICRC)駐日代表リン・シュレーダー氏による「国連・外交コース」連続オープンセミナーを開催しました。 本セミナーは、⼤学院副専攻「国連・外交コース」の授業を学生および⼀般の皆さまに体験していただく機会として、例年数回実施しています。

11/7 Open seminar photo 2

Seminar 1には堀江教授が登壇。国連における多国間交渉のシステムとその歴史について説明した後、大使を長年務めた経験から、多国間交渉の難しさと問題点を述べました。特に、現在の地球気候変動の危機的状況を把握し、環境問題の直面する緊急性と具体的数値目標実現の重要性について多くの人が知ること、各々が問題解決を目指して行動することが必要と強調しました。また、各国の事情や利害、発言力の大小を越えて、地球に共存する人類が共通の目標として環境問題を自覚することが急務であり、とりわけ若い世代への環境教育こそが未来への重要な鍵であると語りました。たびたび参加者へ意見を問いかける場面もあり、インタラクティブで活気あふれる講義となりました。

11/7 Open seminar photo 3

Seminar 2ではシュレーダーICRC駐日代表が登壇。ICRCのミッションと活動について紹介したほか、特にIHL(International Humanitarian Law)に触れ、捕虜の権利や医療従事者の保護、一般市民を攻撃対象としないことなど、戦争下における法的な制限の内容について説明しました。セミナーはQ&A形式で進行した他、グループワークを通じて、戦時下で避難する際に何を持参すべきかを話し合うなど、終始アクティブな授業が展開されました。参加者からは、IHLの日本での啓発活動について、またICRCでのインターンシップについてなどの質問が寄せられていました。
2つのセミナーを通じて52名が参加し、熱心に講師の話に耳を傾け、積極的に意見や質問を投げかけていました。


関西学院大学国連・外交統括センターでは、今後も国連・国際機関などと協力し、学生の皆さんがグローバル課題を解決する力を養うため、様々な機会を提供していきます。