京都大学

2022年度夏季アジア未来リーダー育成奨学金プログラム(AFLSP)成果報告会を開催しました

教育

学生活動

2022.09.02

 京都大学主催による、アジア未来リーダー育成奨学金プログラム(Asian Future Leaders Scholarship Program、以下AFLSP)の第6回となる2022年度夏季成果報告会を、2022年7月30日に開催しました。

 はじめに、内田勝一 百賢亜州研究院(Bai Xian Asia Institute, BXAI)Academic Committee代表から開会の挨拶があり、本学におけるAFLSPに対する取り組みへの期待が述べられました。これを受けて、国際学生交流委員会アジア未来リーダー育成奨学金プログラム小委員会委員長である藤原正幸 農学研究科教授から、本学がAFLSPに参加してから9年目を迎え、本学とBXAIとの友好な関係や、本学奨学生の学びの成果を発信する場として本報告会を開催していることなどについて説明がありました。

 引き続き、趙亮 総合生存学館准教授および張凱淳 工学研究科講師による運営のもと、7名の奨学生から、学習や自身の研究成果・社会貢献などについて発表があり、また、奨学生がそれぞれ2~4名のチームで研究を行う「Team-Project Based Research」(T-PBR、2022年4月開始)の研究成果について、4チームから2022年前期の研究成果について発表がありました。

 発表後には審査員から講評があり、優れた取り組みおよび発表を行った奨学生2名と、T-PBRの最優秀2チームに対し表彰を行いました。

 本奨学金プログラムを通じて、学生達が文化の多様性についての理解を深め、国際社会で活躍するリーダーとしての資質を育む機会となることが期待されます。

 

 


「Asian Future Leaders Scholarship Program」(アジア未来リーダー育成奨学金プログラム)

 「Asian Future Leaders Scholarship Program」(アジア未来リーダー育成奨学金プログラム)は、アジア太平洋地域内での、海外留学を望むアジアの若者たちを支援し、異文化間理解を深め、将来のアジア及び世界の友好・発展に寄与する人材を育成することを目的として、百賢亜州研究院(Bai Xian Asia Institute)が主体となって2014年より実施が始まりました。京都大学を含む日中6大学がパートナー大学として選ばれ、毎年100名程度の奨学生を受け入れています。本学では毎年約10名の奨学生の受け入れを実施しています。