
〈 事業の取組を通じて目指す大学の将来像 〉
次世代の戦略的地域との強固なネットワークを持ち、世界を牽引する実践的グローバル技術者教育を先導し続ける大学
〈 構想の概要 〉
日本経済のグローバル化将来像を見据え、10年後における本学の姿として、「次世代の戦略的地域との強固なネットワークを持ち、世界を牽引する実践的グローバル技術者教育を先導し続ける大学」を想定し、柱となる次の事業を通じてその実現を図ります。
高専―技大(技学)教育モデルを海外拠点校に展開して「GIGAKU教育研究ネットワーク」を構築します。
産学連携モデルを日本企業の戦略的海外拠点に展開して「GIGAKUテクノパークネットワーク」を構築します。
グローバル社会のニーズに応える技術分野で世界トップレベルの研究を推進します。
GIGAKU=技学=技術科学
本学建学時からの基本理念であり、グローバルな注目を浴びつつある技学教育研究モデルを、海外における戦略的地域の拠点大学において実現することを目指すものです。こうして構築されるグローバルな教育環境は、同時に、これからの時代を担う日本人学生が新たなグローバル化の時代に活躍できる創造的技術者として育つ上でも必須のものであり、本構想の最終目的もまたこの点にあります。
OBJECTIVE1
実践的グローバル技術者を育成
するプログラムを整備・拡充します
実践的技術者育成のための技学教育研究プログラムの海外展開として、学部から博士まで様々な連携プログラムを海外拠点校・企業等と整備・拡充を進めます。
OBJECTIVE2
GIGAKUテクノパークによる
産学官融合キャンパスを展開します
グローバルに展開したGIGAKUテクノパークにより、産学官連携プロジェクトと技学実践教育をリンクさせた各戦略地域での産学官融合キャンパスの構築を目指します。特に、学生・高専生・中小企業技術者・教職員の相互派遣交流を促進します。
OBJECTIVE3
産学の国際共同研究プロジェクトによる技術の産業化を進めます
本学の産学共同研究の展開力を利用し、国内外企業ニーズ、技術的イノベーションの調査を進め、企業とのグローバル共同研究を通した産業のイノベーションの実現を目指します。
OBJECTIVE4
修士修了時までに40%の学生が
海外でイノベーションを体験
これまで本学が開拓してきた海外実務訓練先やGIGAKUテクノパークを活用し、高専、学部(実務訓練)、大学院(研究交流)の各段階で海外でのイノベーション体験を可能にします。
OBJECTIVE5
ツイニング・プログラム、ダブル・ディグリープログラム等の拡充により
留学生比率を25%に
ツイニング・プログラム、ダブルディグリー・プログラム等を拡充し、学部から博士まで様々な連携プログラムを実施することにより多様な留学生確保を目指します。
OBJECTIVE6
海外クロス(双方向)実務訓練
を実現します
GIGAKU教育ネットワーク、GIGAKUテクノパークネットワークを通じて新たな学びの機会を提供し、海外クロス(双方向)実務訓練を実現します。日本人学生は海外大学や企業で、留学生は本学での研究や日本企業でインターンシップを行うなど、グローバル産学官融合キャンパスを活用した学生の教育を行います。
OBJECTIVE7
海外戦略拠点に事務所設立
本学は、国際連携教育プログラムを実施しており、かつ、日本企業の進出傾向等から戦略的に選定した地域に海外拠点の事務所を設立し、ネットワークを構築します。