長岡技術科学大学

メキシコ、グアナファト州のテクノパークと連携し高専生が現地企業を訪問しました。

2016.04.05

 平成28年3月14日~19日、長岡高専及び福島高専から4名の高専生が技学テクノパーク戦略を展開中のメキシコで現地企業等を訪問しました。現地ではグアナファト州のテクノパーク、及び同パーク内に事務所を置く、本学のGIGAKUテクノパークと連携し、グローバルに活躍する企業のイノベーションの姿を現場で学ぶ体験を通し、自身の将来像を描く上での重要な機会になりました。
 日系企業のKYB MEXICOでは安藤社長自ら工場を案内して頂き、直接ものづくりの考え方やグローバルな企業方針を聴くことができ、「当社が進出しているメキシコの拠点で展開されているGIGAKUテクノパークの取り組みは、KYBが100年、更にはその先まで社会に貢献し続ける企業である為の必須条件である人材育成に繋がる素晴らしい取り組みだと感じました。今後のグローバル人材育成にKYBグループとして少しでもお役に立てればと思います。」とのコメントをいただき、将来のグルーバルエンジニアを目指す高専生は強く感銘を受けていました。
 メキシコの現地自動車部品メーカーへの訪問では、工場見学・意見交換を通して、TIER1と呼ばれるグルーバル企業の技術開発の最前線の姿勢を肌で感じることができました。
 更に、新潟県三条市に本社がある清水工業株式会社の現地法人S-MEXでは、小沼社長らとの質疑応答をしながら詳しく生産ラインを視察しました。社長からは、生産管理、技術開発、人材育成等、現地法人社長ならではの経営課題について講話をしていただき、「若い高専生の皆さんが度胸よく、海外で実習し働きたいというチャレンジ精神に感動をしました。」とのコメントが寄せられました。

 これからもメキシコのGIGAKUテクノパークを通しグアナファト大学・内外政府関係省庁等との連携を強化しながらグローバル人材育成を目指し一層の産学官連携を推進します。

 

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左:KYB MEXICO訪問、中央:在レオン総領事館訪問、右:TIER1企業訪問

 

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左:S-MEX工場内訪問、右:S-MEX本社前にて