岡山大学

地域と世界の"いま"を語り合う第1回SDGs Caféを開催

2019.07.16

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 本学では国連SDGs「持続可能な開発目標」の達成に向けた貢献のため、地域や世界の方々との交流を通じた国際学都「おかやま」の創成に取り組んでいます。7月10日には、津島キャンパスのL-caféでゴール11「住み続けられるまちづくり」をテーマに第1回SDGs Caféを開催。国際教育と文化交流の場であるL-caféで、留学生を含む学生、教職員約30人が「まちづくりとSDGs」について自由に語り合いました。
 伊野英男副理事の進行で、槇野博史学長のキックオフ宣言に続いて、青尾謙副理事がSDGsの概要と岡山大学での取り組み事例を説明。参加者は、ゲストスピーカーのNPO法人まちづくり推進機構岡山の徳田恭子代表による岡山中山間地域の現状に関する話や、岡山県に関する3択式カードゲーム、地図で1年間に訪れた場所に印をつけるなどのゲームを通して、中山間地域の課題と解決に向けた取り組みを学びました。徳田代表は、「皆さんが訪れることが地域のためになる。あちこちに足を運んでください」と積極的な協力を呼びかけました。本学を卒業後、県内の企業に就職したラサチャナブ・アントニーさんは、母国マダガスカルが抱えるさまざまな課題とSDGs達成の必要性を説明。外国人教員や留学生らから自国文化との違いなど多くの質問があり大変盛り上がりました。
 伊野副理事から本学初のSDGs Café終了に際して、SDGs達成への貢献を「自分ごと」として、その実現に向けた取り組みと積極的な周知・啓発活動を行う「SDGs学生アンバサダー」募集に関する案内がありました。参加学生からも終了後に、「地域とのつながりで自分にもできることがあるのでは」と前向きな発言が出るなど、今後の新たなSDGs学生ネットワークに期待が高まりました。

 

 

【本件問い合わせ先】
 L-café(TEL:086-251-7313)

 

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