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文部科学省「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業」に選定 ~多様な山・里・海を巡り個別最適に学ぶ「多地域共創型」医学教育拠点の構築を目指す~

大学連携

教育

産学連携

2022.07.11

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 6月30日、本学は文部科学省の「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業」に選定されました。
 同事業は、医学部における養成課程の段階から医師の地域偏在及び診療科偏在や高度医療の浸透、地域構造の変化などの課題に対応するため、将来、地域医療に従事しようとする意思をもつ学生を選抜する枠を活用し、地域にとって必要な医療を提供することができる医師の養成に係る教育プログラムの開発・実施を行う教育拠点を構築することを目的としています。
 本学は豊岡伸一医学部長を事業責任者として「多様な山・里・海を巡り個別最適に学ぶ「多地域共創型」医学教育拠点の構築」の事業名のもと、島根大学、鳥取大学、香川大学の4大学連携で申請し、11件の選定事業のひとつに選ばれました。
 本学の拠点事業は、地域枠学生が多彩な地域ならではの医療課題を個別最適に学習・体験することで、卒後に地域医療への従事を強く志向し、地域が求める優れた医療を提供できる医師を養成することを達成目標に掲げています。また、連携する島根大学や香川大学、鳥取大学がそれぞれの豊かな個性と強みを掛け合わせ、地域枠学生に対する新たな「多地域共創型」医学教育モデルを構築し、推進していきます。
 今回の採択を受けて事業責任者の豊岡医学部長は「連携大学とタッグを組み、特色ある教育プログラムを通じて、多様な地域の医療課題の解決に貢献できる医師を地域とともに育てる医学教育モデルを創りたい」、とコメント。令和10年度までの7年間の事業活動に意欲を見せました。
 本学では2010年に岡山県との協定で寄付講座「地域医療人材育成講座」が設置されています。また今回の実施事業にも関係する新型コロナウイルス感染症をはじめとする感染症医療人材育成の事業である文部科学省の「感染症医療人材養成事業」や、近年医療分野においても発展が著しいAI等デジタル技術を身につけ、地域ならではの豊富な医療課題をキュレーションし、AI解決までをデザインできる人材を広く養成する文部科学省の「保健医療分野におけるAI研究開発加速に向けた人材養成産学協働プロジェクト『Global×Localな医療課題解決を目指した最先端AI研究開発』人材育成教育拠点」など、さまざまな事業の採択を受けています。これらさまざまな採択事業や150年以上積み重ねて来た岡山大学医学部の歴史と叡智を今回の「ポストコロナ時代の医療人材養成拠点形成事業」にも活かし、連携大学とともにこれからの地域医療が求める優れた先駆的医師を養成し、我が国の持続可能な医療の発展に貢献していきます。本事業の取組みにご期待ください。



【本件問い合わせ先】
 岡山大学 医学部 医学科 教務担当
 TEL:086-235-7020~7021
 https://oumed.okayama-u.ac.jp/med/

 

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