薬学部トロント小児病院・トロント大学との留学プログラム オンライン実施

大学連携

教育

2021.05.06

 薬学部は、2021年2月8日(月)から1週間、トロント小児病院とトロント大学と連携した海外留学プログラム「薬学海外フィールドスタディ」(Toronto Clinical Training Program以下TCTP)」をオンラインで開催しました。

 

 TCTP は、薬学部薬学科の5回生を対象とした薬学部独自の海外留学プログラムです。世界最先端の医療現場であるトロント小児病院の臨床病棟体験、症例カンファレンスへの参加、トロント大学薬学部の授業への参加や学生との交流を行います。学生が将来、臨床に関わる病院薬剤師、薬局や企業等で薬剤師などとして、国内外で医療に貢献できる人材となるために、グローバルな視野を養うことを目的とし、2016年度から派遣を続けています。

 

 2019年度(2020年2月~3月実施)は新型コロナウィルス感染拡大に伴い、医療現場で学ぶことを主軸としたこのプログラムも医療的な観点を考慮し、渡航中止としました。2020年度はバーチャル・エデュケーション(オンライン留学)を実施すべく、トロント小児病院と約1年かけてプログラム開発に注力しました。開発にあたっては、トロント小児病院とオンラインで協議を重ね、「コロナ禍だから代替案を行なうのではなく、今だからできるベストを行おう」という思いを共有しながら、連携を強化させました。

 海外留学は、授業だけでなく、現地での異文化体験や交流、英語漬けの生活なども重要な要素です。オンラインでもその環境を創り出すため、トロント小児病院・トロント大学とのZoomセッションによる授業に加え、立命館大学薬学部からも、さまざまな海外経験を持つTAや教員とのセッションの場を提供することにより、プログラム全体で「留学体験」ができるように工夫しました。

 

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