英語力向上、現地渡航への意欲醸成・・・新たな留学のカタチ オンライン留学プログラムを学生が評価

2021.05.26

 

本学は、新型コロナウイルスの影響で海外留学の実施が難しくなる中、2021年2月、アメリカ・カリフォルニア大学デービス校(以下、UCD)と共同開発した、オンライン留学プログラム(以下、プログラム)を実施しました。このほど、参加者によるアンケート結果をもとに、プログラムの成果や実績、本学の今後の取り組みについてまとめました。

 本学は、ニューノーマル時代における新たな留学プログラムの提供、ならびにポストコロナを見据えたオンラインを活用した留学支援環境の整備をめざして、「スマート・グローバル・ラーニング」構想(※)を掲げています。


 2021年2月に、プログラム「立命館×UCD Global Online Study~アメリカで学ぶSDGsとAcademic English~」を開講。学生らは、先進的にSDGsに取り組むUCDの学生とリアルタイムで繋がり、互いの国の実情を理解し合うとともに、環境・エネルギー・ジェンダーなどについて学びました。授業外においても学生交流を促すことで、留学終了後も双方の関係が続くような機会を提供し、合計79名の学生(学部生75名・附属高校3年生4名)がプログラムを修了しています。

スマート・グローバル・ラーニング構想
 従来の海外渡航のみの留学モデルの脱構築を図り、オンラインでの学習や交流と、渡航型の留学が有機的に繋がる、ハイブリッド型の留学モデルを構想しました。DXを活用し、本学で学ぶ外国人留学生とのオンラインの共修・交流に加え、海外協定校とのオンライン授業の共同開講・現地学生との交流活動を通じて、本学の学生に新たなオンラインでの多様な学び、交流機会を提供します。これらの取り組みを通じて、近い将来の海外派遣再開に向け学生の留学に対する意欲向上に取り組みます。

プログラム修了後アンケートの結果について

アンケート回答者全員がプログラムに満足していると回答

・授業やUCD教職員・学生とのコミュニケーションを通じて、英語力の伸長を実感しているとの声が多く寄せられた。
・SDGsへの理解が深まり、自分自身の生活でもSDGsについて考え、行動できるようになった学生も一定数存在した。
・コロナ禍で春休みの活動が制限される中、休暇中の時間を有意義に活用することができた。
・スケジュールに融通が利くと回答する学生も多く、日本時間の午前中はプログラムでの学習、午後は別の活動やアルバイトに取り組む学生も多く見られた。

プログラムを経て、海外渡航の留学への意識・意欲がさらに高まった

ほぼすべての学生が、プログラムを通じて、海外渡航の留学に対する意識・意欲が高まったと回答した。その理由として、①海外の大学の授業スタイルや、授業の質の高さを知り、より長期間にわたって海外の大学で学習に取り組みたい、②UCD学生と交流する中で、もっと現地の人々と交流したい、③海外のリアルな文化を味わいたい、などの回答があった。

さらに別のオンライン留学プログラムにも挑戦したい

アンケート回答者の約6割が、さらに別のプログラムにも参加したいと回答。
その理由として、プログラムを通じて、①英語力が向上した、②専門的な知識を理解できるようになった、③コミュニケーションスキルが磨けた、との回答が多く、参加者自身がプログラムでの"学び"や"経験"を評価し、プログラムが有意義な学習機会として捉えられていることがわかった。

次なる挑戦へのきっかけに

海外渡航の留学に対する憧れや希望が今まで以上に大きくなったと回答する学生も多く、回答者の約9割が、海外への学生派遣が再開された際には、海外渡航の留学にも挑戦したいとの意向を示した。

英語力の伸長を実感

プログラムの前後にUCDがPlacement用(クラス分け用)に開発した英語テストをオンラインで実施した。結果として、参加者のほとんどに英語力(スコア)の伸長が認められた。またこのスコアをTOEFL-iBT換算したところ、参加者の約半数が、本学の学生交換協定校に「交換留学生」として留学できるレベルの英語力を獲得することができた。

【参考】UCD Placement Testに関する事前・事後スコアの比較表
【参考】UCD Placement Testに関する事前・事後スコアの比較表

立命館×UCD Global Online Studyプログラム紹介動画

関連情報

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