デザイン工学部でInternational Dayを開催

2018.06.19

「グローバル化の取り組み」をテーマに実施

2018年4月10日、デザイン工学部主催で海外留学や英語プログラムの紹介、留学生と交流を行う"International Day"を開催しました。

芝浦工業大学では、2014年9月に文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援事業」に私立理工系大学で唯一採択されたことを受け、海外英語研修や海外協定校との課題解決型学習(Project Based Learning=PBL)による人材育成プログラムが活発に実施されています。一方で、留学や英語に携わる機会が多くない学生もいるのが現状です。

 

そのような中、今回開催された"International Day"では海外留学を経験した学生による参加報告会で実際の体験談を聞き、TOEIC入門講座ではサンプルテストを解くなど、海外や英語に触れる機会を増やすセッションが多く催されました。他にも、国際交流体験コーナーで留学生と簡単な日常会話を英語で行うことで、1年次から海外留学や短期語学留学に対する意識を芽生えさせる貴重な機会となりました。

 

本イベント担当のデザイン工学部櫻木新准教授からは、「今回のイベントが海外に一歩踏み出すきっかけになれば良いと考えており、一度限りの開催で終わらせることなく恒例行事にしたい」という言葉が話されました。教職員だけで企画するのではなく、学生プロジェクトメンバーや過去に留学経験を持つ学生も積極的に加わることにより、理想的な教職学協働を実現したイベントのひとつとなりました。

終盤には懇親会も開催され、日本の食文化や食事のマナーを留学生に紹介し、交流を深めました。学生プロジェクトの代表として参加した吉村さん(留学生のサポートを行うICP(International Communication Project)代表)は、「想像以上に興味を持つ人が集まり大成功でした。今後も継続してイベントを企画し、食文化を通じた交流なども深めたいです」と話しました。