人間教育の世界的拠点をめざして The human power and the global power are brought up by ”diversification”

構想の概要

グローバル化の中で深刻さを増している社会的課題に対し、「他人の不幸のうえに自己の幸福を築かない」という共生の理念に基づき、創造的な解決の方法を見出し実践していくことが重要です。そのため、自身の居る場所が、文化的背景を異にする様々な社会と複合的につながって成立している「開かれた空間」であることを認識し、「多様性」をキーファクターに他者との積極的な連帯を通じて社会の持続可能な発展を先導する意思と能力を持つ「創造的世界市民」を育成していきます。

人間教育の世界的拠点の構築

~平和と持続可能な繁栄を先導する
「世界市民」教育プログラム~

Global Mobility

学生の海外派遣・受け入れの拡大を通じ、キャンパスのグローバル化を図ります。

Global Learning

「創造的世界市民」を育成する学部・大学院教育プログラムのグローバル化を図ります。

Global Administration

大学の運営体制や決定手続きのグローバル化を図ります。

Global Core

「グローバル・コア・センター」開設および大学院「国際平和学研究科」設置を通じた人間教育の世界的拠点の形成を図ります。

具体的な4つの取り組み

「多様性」で人間力とグローバル力を育成

本プロジェクトにおける4つの事業には、その根本に「多様性」というFactor があります。
多様性とは、様々な言語・文化・歴史を認知・理解するための重要なメソッド。
真の世界市民を育成するためには、より具体的で現実的な教育と「精神性」を高める教育こそが必要です。
創価大学は「多様性」を図るなかで、実際に世界で通用する人材を育成します。

グローバル・モビリティ

グローバル・モビリティ

学生の海外派遣・受け入れの拡大を通じ、キャンパスのグローバル化を図ります。

  • 外国人留学生の拡大
    外国人留学生を全学生の約15%に拡大

    外国人留学生数
    2013 年 313 人 ▶ 2023 年 1,119 人

  • 派遣日本人学生の拡大
    日本人学生のほぼ全員が海外体験

    単位を伴う日本人留学生数
    2013 年 557 人 ▶ 2023 年 1,196 人

グローバル・ラーニング

グローバル・ラーニング

「創造的世界市民」を育成する学部・大学院教育プログラムのグローバル化を図ります。

  • 語学教育の充実
    「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」で掲げた目標の着実な達成と語学レベルの向上

    語学力基準(TOEFL®-iBT 80 相当以上)達成学生数
    2013 年 296 人 ▶ 2023 年 1,378 人

  • 国際通用性と質保証
    「経済社会の発展を牽引するグローバル人材育成支援」で掲げた目標の着実な達成と国際通用性の確保

    外国語による授業
    2013 年 2.8% ▶ 2023 年 10.0%

    外国語で卒業可能なコース
    2013 年 1 コース ▶ 2023 年 10 コース

  • 学習支援体制
    グローバル人材育成のための各種支援
    大学教育再生加速プログラム採択による学習の多様化
  • 入試制度改革
    多様な学生の確保
    外国人学生入試ウェブ出願システムの導入
    大学院入試での渡日前入学制度の導入

    TOEFL® 等外部試験による入学定員
    2013 年 24.0%▶2023 年 46.0%

グローバル・アドミニストレーション

グローバル・アドミニストレーション

大学の運営体制や決定手続きのグローバル化を図ります。

  • 教職員の国際化
    キャンパスのグローバル化を実現する教職員の確保と配置

    外国人教員等
    2013 年 43.3% ▶ 2023 年 68.0%

    (※外国籍の教員、外国の大学で学位を取得または外国で通算1年以上の教育・研究歴のある日本人教員)

    外国人職員等
    2013 年 2.4% ▶ 2023 年 14.4%

    (※外国籍の職員、外国の大学で学位を取得または外国で通算1年以上の職務・研修経験のある日本人職員)

グローバル・コア

グローバル・コア

「グローバル・コア・センター」開設および大学院「国際平和学研究科」設置を通じた人間教育の世界的拠点の形成を図ります。

  • 2016 年グローバル・コア・センター設置
    グローバル・コア・センターは「創造的世界市民」を育成する「人間教育の世界的拠点」構築をめざした本事業推進の役割を担い、学術面では平和研究活動を行う
  • 2018 年大学院「国際平和学研究科」新設
    教育言語として英語を使用し、「国際関係論」と「平和学」の両分野を含む「国際平和学」を教育・研究する機関として設置。

2023年までの目標

育成するのは「創造的世界市民」

基礎学力を土台に、分析・統合・創造する力である「知力」と、信念を実践的に継続する力、他者と協同する力である「人間力」を磨き、地球的な問題を自己のものとして考え、人種や宗教、文化の違いを理解し、ボーダーレスな視点で連帯していける人材の育成をめざします。

めざすのは「多様性」あふれるキャンパス

キャンパスには人種・言語・文化・歴史の異なる教員・職員・学生が世界中から集い、創価大学の「人間教育」を学び、切瑳琢磨しながら自分力を高めていく。それは世界の平和の姿そのものです。異なる背景を持つ人々との交流は大いなる触発となり、異なる文化を持つ人々との共生を志向する人材を育みます。

世界に発信するのは「平和」のためのチカラ

本学が交流協定を締結している世界中の研究機関や大学とのネットワークを基盤に、グローバル・コア・センターが核となり、世界的研究者の招聘、共同研究、国際学会の開催等を通して、「平和」「環境」「開発」「人権」の各分野で高いレベルの研究活動と教育プログラムを提供する世界的拠点を構築していきます。さらに、大学院「国際平和学研究科」を開設し、「創造的世界市民」を育成します。

外国人留学生数

1,119人

外国人留学生数を1,119人に引き上げます。

留学を経験する日本人学生数

1,196人

留学を経験する日本人学生数を1,196人に引き上げます。

外国語基準を満たす学生数

1,378人

外国語基準(TOEFL®-iBT 80点相当)を満たす学生数を1,378人に引き上げます。

シラバスの英語化

1,526科目

シラバスの英語化を進めます。

外国語で行われる授業の割合

10%

外国語で行われる授業の割合を10%に引き上げます。

外国語で卒業可能なコース

10コース

外国語で卒業可能なコースを10コースにまで拡大します。

女性教員等の割合

32.9%

女性教員等の割合を32.9%に引き上げます。

女性職員等の割合

40.4%

女性職員等の割合を40.4%に引き上げます。

外国人教員等の割合

68.0%

外国人教員等の割合を68.0%に引き上げます。

外国人職員等の割合

14.4%

外国人職員等の割合を14.4%に引き上げます。

  • 大学公式サイト
  • スーパーグローバル大学特設サイト
  • 構想調書ダウンロード(PDF)