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4年連続!「Girls20サミット2018 国際女性会議」に日本代表として本学学生が参加しました

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2018.11.15

アルゼンチン・ブエノスアイルスで10月13日から10月20日まで開催された「Girls20サミット2018 国際女性会議」に、本学法学部3年岡部エミリー直美さんが、日本代表として参加しました。

9回目となる今回は、G20加盟国を中心に25カ国・地域の女性代表が集いました。18歳~23歳の応募者の中から書類と面接による審査を経て、各国・地域から1人が選ばれます。本学から日本代表が選出されるのは4年連続となります。
このGirls20サミットは、ビル・クリントン元アメリカ大統領が、次世代の女性リーダーの育成を目的に設立した「クリントン・グローバル・イニシアチブ」が2009年に立ち上げた国際女性会議で、「2025年までに女性のために新たな仕事を1億人分創出する」という課題に対する共同声明を作成し、G20各国の首脳に向けての提言書を作成することを目指しています。

岡部さんら各国代表は、(1)女性のデジタル空間の確保、(2)女性のSTEAM教育へのアクセスの確保、(3)金融リテラシーによる経済的自立、(4)ジェンダーに基づく暴力を禁ずる法規範の実現(5)郊外地の女性に質の良い教育を確保、という5つのテーマごとのグループに分かれて3ヶ月前からWeb上で意見交換を行い、課題に対する政策提言をまとめサミットに参加しました。Girls20サミット2018 国際女性会議では、各グループの発表を基に議論を重ね、共同声明をまとめました。

岡部さんは今回のサミットを振り返り、「共同声明をまとめる中で、同じ課題であっても先進国や途上国など、環境や文化によって必要な対応策が異なるため、それぞれの意見を尊重し合い、視野を広げていくことの大切さを感じました。また、高い問題意識を持ってNGO設立や本の出版などの行動を起こしている各国代表の皆さんに出会い、自ら問題解決に向けて行動する重要性を学びました。私は将来、声なき人に寄り添い救える人に成長し、人権問題の解決に尽力したいと考えています。そのためにも、今後、日本にいる若者が人権について考え行動が起こせるコミュニティーを作りたいと思います」と語りました。
共同声明は、10月19日にアルゼンチンのセニョール・ペドロ特命全権大使に提出され、今後参加した各国の代表が自国の特命全権大使に提出する予定です。

 

 

 

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