創価大学

25カ国・地域137名の留学生が修了ー2018年度秋学期交換留学生らの修了式を開催

大学連携

2019.03.06

アメリカ・マサチューセッツ大学ボストン校やケニア・ナイロビ大学、ドイツ・ライブツィヒ大学などから創価大学で学んだ交換留学生、アメリカ創価大学(SUA)研修生、特別履修生ら25カ国・地域137名の2018年度秋学期修了式が、1月28日(月)、中央教育棟のディスカバリーホールで行われました。

 

修了式では、田代康則理事長が創立者池田大作先生からのメッセージを紹介しました。創立者はメッセージの中で、「これからも、さまざまな困難が待ち受けているでしょう。しかし、この留学生活でつかんだように、いかなる試練があろうとも、勇気をもって粘り強く前に進む若人には、必ず無限の可能性が開かれていくのです。『創価』とは、人類の平和と幸福のために、恐れなく挑み、価値を創造し続ける『勇気』の異名でもあるのです。どうか皆さんも、誇り高き創価同窓として、世界の多くの友と、朗らかに友情を結び、心開かれた対話を重ねながら、生命尊厳と人間主義の大連帯を、幾重にも広げていってください」と呼びかけました。

 
その後、受講証書の授与が行われ、修了生の代表として、サンパウロ大学交換留学生のフィゲレード・マスチネース・ヒベーロ・ムリロさん、SUA研修生のアムリタ・スードさん、特別履修生のサバラ·ロザマリア清美さんの3名が挨拶しました。


サンパウロ大学交換留学生・ブラジル出身のフィゲレード・マスチネース・ヒベーロ・ムリロさんは「創価大学は私のホームです。共感することの大切さや人情を学び、コミュニケーション能力も上達し、人間として成長できたと思います。この留学中、泣いたり笑ったり、ダンスや歌を歌ったり、聞き手や話し手になったりする様々な経験をして、自分自身を強く信じられるようになったと思います」と語りました。


SUA研修生・インド出身のアムリタ・スードさんは「私はこの5ヶ月間での素晴らしい経験を決して忘れることはないでしょう。国際課の職員の皆様、SUAのスタッフ、そして創価大学でサポートしてくれた全ての学生に心から感謝します。日本に来た時は、学内のSubwayでサンドイッチを正しく注文するような小さなことでもちょっと緊張しました。そして今では、私はアメリカへ帰ることに緊張しています。創価大学は、私に深い影響を与えてくれた生涯の友人を作ることができました」と話しました。


特別履修生・オーストリア出身のサバラ·ロザマリア清美さんは、「来日する前は、本当に友達が出来るのかと、とても不安でした。ところが、その不安は一切必要ありませんでした。創価大学に世界中から集って来る友と出会うことができ、本当に特別な場所だと確信しています。ここで出会った一人一人との絆はとても意味深い『縁』だと感じます。一生涯の大親友も出来ました。一生の宝となる、人生で一番最高の一年でした。このような体験をより多くの青年にしてほしいと思います」と、それぞれが創価大学での留学生活を振り返り、経験したことを日本語でスピーチしました。

最後に、馬場善久学長が「創価大学を留学して、母国に帰って活躍をされている先輩は数多くいます。ここいる一人一人が、自身の国で活躍し、より良い先輩になっていくと期待をしています。皆さんが価値創造を心に刻んで、力強く今後の人生を歩んでください。本日より、創価大学は皆さんの母校です。今後、いつでも母校を訪問してください」と述べました。

 

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