創価大学

「日本ラテンアメリカ学会第40回定期大会」が本学で開催されました

大学連携

研究

2019.06.07

6月1日(土)・2日(日)の2日間にわたり、本学中央教育棟で「日本ラテンアメリカ学会第40回定期大会」が開催され、一橋大学の落合一泰名誉教授、大阪大学の小泉潤二名誉教授など約120名が参加しました。

日本ラテンアメリカ学会は、ラテンアメリカおよびその関連地域の自然・人文・社会についての学術研究および調査の推進をはかり、日本におけるラテンアメリカ研究の発展に寄与することを目的として、研究発表のための会合開催や、内外の関係研究機関との学術交流を行っている学術機関です。
今回の定期大会は、記念講演やシンポジウムの他、文学・教育・文化と思想・開発など8つのテーマの分科会やパネルディスカッションなどが行われました。

1日(土)の記念講演では、本学国際教養学部のマリア・グアハルド教授が『米国におけるラテンアメリカ系移民をめぐる課題と挑戦ー統合と分断に対して希求されるリーダーシップとは』とのテーマで講演を行い、「米国におけるラテンアメリカ系移民の存在は今後の世界に重要な影響を与えていきます。そのために、今こそ傑出したリーダーシップが必要です」と述べました。

 

また、2日(日)に開催されたシンポジウムでは、人類学・政治学・歴史学・宗教学・文学・考古学など、各分野の研究者がディスカッションを通し、「ラテンアメリカ研究ー地域性と学際性を架橋する経験から導かれるもの」について考察しました。


今回、定期大会の実行委員長を務めた、本学文学部の井上大介教授は、「多くの参加者が本学の教育施設の充実度、学生スタッフの対応を高く評価されておりました。教職員、学生をはじめ全ての関係者の皆様に心より御礼申し上げます」と語りました。