創価大学

駐日南アフリカ共和国大使による記念講演会を開催しましたー「価値創造×SDGs」シリアルイベント

2020.07.28

7月18日の「ネルソン・マンデラ国際デー」を記念し、7月10日(金)に南アフリカ共和国のルラマ・スマッツ・ンゴニャマ駐日大使による講演会(ウェビナー)を開催しました。学生、教職員をはじめ学内外より約220名が参加しました。


本学では、国連の持続可能な開発目標(SDGs)の推進に寄与することを目指し、2021年に迎える創立50周年記念事業の一環として「価値創造×SDGs」シリアルイベントを実施しており、昨年9月に開催したTICAD7ポストイベント「アフリカとSDGs」に続いて2回目の開催となりました。

 

南アフリカでは、1948年から1990年代初めまでアパルトヘイト(人種隔離政策)が実施されていました。これは法によって定められた人種隔離と差別の制度です。ネルソン・マンデラ元南アフリカ大統領は、政府に大きく反対をし、1964年に国家反逆罪で終身刑の判決を受けました。約27年間にわたる獄中生活を経て、1991年に出獄。1993年、デクラーク大統領(当時)とともにノーベル平和賞を受賞し、翌94年に、全人種が参加する初めての選挙で大統領に就任し、5年間務めました。

 

講演は「ネルソン・マンデラの生涯」と題して、英語で行われました。ンゴニャマ大使は、マンデラ氏が大事にしていた教育、子どもそして憎しみへの反対に関する名言を紹介しながら、「マンデラは教育の力を強く信じており、教育を通じて世界中の人々の態度を変えられること」「周りの人の肌の色や立場と関係なく、お互い尊重し合うこと」の重要性を語りました。講演後、ンゴニャマ大使は、参加学生代表の質問に応じました。

 

【ンゴニャマ大使が紹介したマンデラ氏の名言】

「生まれたときから、肌の色や生い立ち、宗教を理由に他人を憎む人などいない。人は憎むことを学ぶのだ。もし憎しみを学べるのなら、愛を教えることもできる。愛は、憎しみに比べ、より自然に人間の心にとどく(No one is born hating another person because of the color of his skin, or his background, or his religion. People must learn to hate, and if they can learn to hate, they can be taught to love, for love comes more naturally to the human heart than its opposite)」


「教育とは、世界を変えるために用いることができる、最も強力な武器である(Education is the most powerful weapon which you can use to change the world)」

 

参加者からは次のような声が寄せられました。

●故マンデラ大統領の人間主義に基づく深い哲学が、大使にも受け継がれていることを感じ、とても感動しました。また、私たちが実践する「価値創造の教育」や「まずは自分から行動を起こす」という信念を大使もお持ちで、共通する理念があることを知り、大変嬉しく思いました。

 

●大使のお話から、故マンデラ大統領へのリスペクトが感じられ、また本学創立者への思いも述べられていた点がとても嬉しく感じました。代表学生との質疑に応じる大使の様子からも、温かいお人柄が感じられました。