【報告】仙台三高連携事業 (SANKO Project)において、本学留学生と仙台三高生との科学的分野に関する英語交流をオンラインで実施しています
2020.12.18
東北大学グローバルラーニングセンターでは、2017年から宮城県のSSH(Super Science High School)校である宮城県仙台第三高等学校との連携事業『SANKO Project』を実施しています。本連携事業は、仙台第三高等学校・理数科2学年の生徒の課題研究の英語プレゼンテーションに対して、本学留学生が先輩研究者としてのフィードバックを英語で行うもので、例年本学留学生が高校を訪問して指導する対面形式で実施してきましたが、今年度は、感染拡大防止の観点からZoomを使用したオンラインセッションを全7回行っています。
11月7日(土)に実施された、『三高探究の日(GSフェスタ)』では、理数科生徒79名がハイブリッド形式でグループ毎に研究発表を行いました。聴衆者は、仙台三高在校生は対面で参加し、本学留学生及び宮城県内の外国人講師(ALT)や国際交流員(CIR)など外部の方々はオンラインで参加しました。仙台三高の生徒たちからは、「東北大学の留学生のこれまでの助言やアドバイスのおかげで発表内容の質を高めることができた」「留学生との定期的なやりとりのおかげで外国人とのセッションにも慣れ、本番は積極的に望むことができた」など、これまでの取組に対する感謝の気持ちが多く寄せられました。また、この新しい形式での連携事業に対して、SSH運営指導委員の方々も含めたGSフェスタ参加者からも、「コロナ禍での教育連携事業としての『Good Example』だ」という高い評価を頂きました。