写真家フロイド・K・タケウチ氏講演会『南洋の光』のご案内

2018.10.24

 11月6日より白山キャンパス8号館1階で開催される写真家フロイド・K・タケウチ氏の写真展に先立ち、これまでいくつかのテーマごとに撮影されてきた写真を紹介しながら、それぞれに込められた秘話についてお話しいただきます。

 

日程
 2018年11月4日(日) 10時30分 - 12時00分

開催場所
 東洋大学白山キャンパス6号館地下1階6B13

参加費
 無料

お申込
 事前申し込み不要

言語
英語(通訳はありませんのでご了承ください)。

 

 

 

 

234260.jpgフロイド・K・タケウチ氏はホノルルに拠点を置く取材ライター・写真家で、特にアジア太平洋地域の伝統文化がいかにして今日の社会に適応していくのか、ということに関心をもって活動をしています。

 伝統と現代性の交わりに対するタケウチ氏の関心は、彼の生い立ちを反映したものです。タケウチ氏は日系アメリカ人3世として、マーシャル諸島のマジュロで生まれ育ちました。また、メリーランド州のボルチモア、北マリアナ諸島のサイパン、マサチューセッツ州のボストン、グアム島のハガニア、フィジーのスバ、日本の東京、そしてハワイ州のホノルルで過ごした経験があります。それぞれの地域で、タケウチ氏は、必ずしも自身のものではない伝統や慣習を「外」の立場から観察し続けました。

 タケウチ氏の40年のキャリアとして、第一に挙げられるのはジャーナリズムにおけるものです。新聞記者、新聞編集者、ラジオニュースのディレクター、ラジオやテレビの特派員、雑誌編集者や発行者を経験し、2つのマスコミ会社と持株会社の代表を務めました。また、ハワイ選出議員の報道官としても活躍しました。最近では、ハワイにある数十億ドルの資産を有する企業の広報担当執行役員やコミュニケーション戦略アドバイザーを務めています。

 写真家としての経歴を見ると、ハワイ大学マノア校、ハワイ大学イースト・ウェスト・センター、ホノルル・クラブ、オアフ・カントリークラブ、そして自身がアーティストメンバーをつとめる区民センターのギャラリーにおいて作品を展示したり、ホノルルで多数の個展を開催したりしてきました。さらに、2014年には、ホノルルで開催された審査展示会「Elements」にて、フロイドの作品「Paulani」が最優秀賞を受賞しました。

 タケウチ氏はこれまでに、電子書籍のほか自身の作品に関する書籍を4冊出版しています。また、フロイドはオセアニアに特化した写真代理店「Waka Photo」のメンバーでもあります。

 

南洋の光L.jpg

 

 

 

 

 

 

 

 

 

南洋の光ポスター.pdf

 

 


お問い合わせ先

東洋大学国際教育センター

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