東洋大学

第3回 Toyo Global Leaderプログラム TGLシルバー認定式を挙行

2018.01.30

第3回 Toyo Global Leaderプログラム TGLシルバー認定式

2018(平成30)年1月27日、白山キャンパス125記念ホールにて、「第3回 Toyo Global Leaderプログラム TGLシルバー認定式」を挙行しました。

集合

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認定式に先立ち、竹村牧男学長からグローバルリーダーとして必要とされる「基礎学力および專門学力」、「社会人基礎力(課題発見能力、問題解決能力、リーダーシップ、協調性)」、「語学力」、「コミュニケーション能力」、多様な異文化の差異を受け止め、柔軟に対学長応し、それぞれの長所を統合して新しい価値や文化を創り出していく「異文化理解・活用力」、自国の伝統文化の特質を深く理解し、他の文化に生きてきた人々にその意義を説明できる「自文化理解・発信力」などについてお話いただき、認定を受ける学生へのお祝い、そして今後への期待などが述べられました。

 

認定バッジ認定式では25名の学生をTGLシルバーに認定し、認定証および認定バッジを授与。認定者を代表して、ミッチェル ティファニー 希さん(国際地域学部国際地域学科2年)が挨拶をしました。ミッチェルさんは、1年次の夏季休暇期間を活用してフィリピンへ語学留学し、その年の春季休暇期間には単身で親族のいるニュージーランドを訪れボランティアに従事しました。また、学内でもIELTS対策講座や海外協定校とのシンポジウムなどに積極的に参加し、異文化交流や語学力の向上に努め、2017年12月にTGLシルバーの認定要件を全て達成しました。

 

ミッチェルさんは2歳で日本に移住し日本人として育ったため、「ハーフという外見と名前から英語で話しかけられることが多く、その経験から英語に対してストレスを感じるようになってしまいました」と話していました。しかし、本学入学後に英語を学ぶことや英語で学ぶことの価値を知り、在学中の長期留学を目指すようになりました。

大学1年次からLEAPを積極的に履修し、授業の空き時間にはEnglish Community Zoneで積極的に外国人留学生と交流をしました。また、夏季休暇中は学部の海外研修によってフィリピンを訪れました。さらに、秋学期から2年生の夏までIELTS対策講座を継続的に受講し、複数回の語学試験受験を通して、1年間でTOIECに換算し325点もの語学スコアを伸ばしました。そして昨年12月、ついにISEPによる1年間の交換留学に内定しました。

今後の目標について、「留学先では、就職やテストのためだけの英語ではなく、自分を成長させてくれる環境や周囲の人たちとのコミュニケーションのツールとしての英語を極めていきたい」と、これからの留学先での希望をしっかりと見据えていました。また、帰国後は卒業時のTGLゴールドへの認定を目指して頑張りたい、と将来の抱負を語りました。

 

 ミッチェル 会場

ミッチェル ティファニー 希さん スピーチ 東洋大学HPをご覧下さい。

 

◆TGLシルバー認定者一覧

  TGLシルバー認定者一覧 [PDFファイル/81KB]

 

また、認定式では次のTGLシルバー認定を目指す、TGLブロンズの学生166名も認定され、代表して佐藤愛実さん(第2部国際学部国際地域学科1年)に認定証を授与しました。


「Toyo Global Leader(TGL)プログラム」

2014(平成26)年、本学は文部科学省が大学の国際化を重点支援する「スーパーグローバル大学創成支援タイプB(グローバル化牽引型)」に採択され、「TOYO GLOBAL DIAMONDS グローバルリーダーの集うアジアのハブ大学を目指して」という構想のもと、大学の国際力向上のために国際化と大学改革に努めています。

その具体的な取り組みの一つとして、「Toyo Global Leaderプログラム」では東洋大学生が国内外で活躍できるグローバル人財となるために、「異文化環境における英語運用表現能力」、「文化的な価値創造能力」、「異文化環境における課題解決能力」の3要素を強化することを目的とし、「Gold」「Silver」「Bronze」のランクごとに認定要件を定め、各要件を満たした学生をToyo Global Leader として認定するプログラムです。