東洋大学

理工学部にて新入生対象のTGLキャンプを開催

2018.04.13

理工学部にて新入生対象のTGLキャンプを開催

 

平成30年4月3日(火)、4日(水)の2日間に渡り、東洋大学川越キャンパスにおいて、理工学部新入生を対象としたTGLキャンプを開催しました。

このTGLキャンプは1日完結型のプログラムで、新入生全員が参加することによって、理工学部が育成するグローバルエンジニアのビジョンを理解するとともに、グループワークを通じて仲間との関係を深めることを目的とする新規企画です。「学生ファシリテーター」と呼ばれる理工学部の先輩学生が運営に参加し、大学生活や海外研修に関しての疑問に答えました。

 

1. Introductory Seminar

学部の先輩である学生ファシリテーターのナビゲートのもと、3つのグループワークを通じて他者理解・異文化理解について 議論しました。大学生活や留学、将来の夢といった設定テーマについて話し、他者理解を深める共通点探しにも取り組みました。 最後に、大学生活や留学について上級生へのインタビューを実施しました。運営に参加したファシリテーターからは、「数時間の間に、新入生がどんどん成長していく姿を目の当たりにして、自らの自信にもなった」「新入生の集中力を保ちながら進行する技術を学んだ」などの意見がありました。

     

2. TGL・留学ガイダンス

東洋大学が進めているTGLプログラム(Toyo Global Leader Program)や留学プログラムについて紹介しました。海外留学に関する相談窓口や奨学金など、本学の具体的なサポート体制を理解しました。新入生からは、「卒業までに海外留学を経験して、語学力だけではなく、海外で生きる人の価値観を学びたいと思った」「TOEICのスコアを、まずは600点を目指して頑張りたい」などの意見がありました。    

3. 英語学習ガイダンス

グローバル人財に必要な英語運用能力の修得を達成するために、履修やTOEICテスト受験を含む日々の英語学習の進め方や、グローバルコミュニケーションスペース(GCS)の活用法など学部の留学・語学学習支援体制について、理工学部の英語担当教員が説明しました。なお、シュルマン准教授(生体医工学科)による模擬講義は全て英語で実施されました。     

4. 理工学部長講演  

寺田信幸教授(理工 学部長)による講演は「ニッポンを支える理工系プロフェッショナル輩出」と題して実施されました。講演の中で寺田教授は、「第一志望で入学した人ばかりではないかもしれないですが、東洋大学の理工学部に入学して良かった、と思って卒業してもらいたい。このキャンパスには、自分が望めば、非常に多くのことにチャレンジできるような舞台を用意していますので、大いに生かして、自分の武器を少しでも増やしてください。独創的な発想力とエンジニアとしての専門力、そして流動的な世界で生きるための英語力を体得して、国際的な視野を持ったエンジニアを目指してください」と、新入生の将来に期待を込めました。

     

理工学部では、学部独自の取り組みとして、海外研修の実施や、各種資格試験対策講座、TGLキャンプの開催などを通じて、グローバル人財の育成と国際的視野を持ったエンジニアの育成に取り組んでまいります。

理工学部グローバルコミュニケーションスペース