
構想の概要
本学は、国境や機関の壁などのあらゆる壁を越えた地球規模の教育研究環境を実現する
Campus-in-Campus構想を掲げ、建学の理念である「開かれた大学」から、「我が国の高等教育と社会を世界に開き、
率先して世界の未来を拓くトランスボーダー大学」への跳躍を目指しています。
〈 本構想が目指すもの 〉
- モビリティを飛躍的に高め、すべての学生・教員・職員に国境や機関の壁を越えた武者修行をさせたい。
- 国境や機関の壁を越え、世界中の資源を積極的に活用した教育研究を実現したい。
Campus-in-Campus協定校[2019年2月現在]
Campus-in-Campus協定校と
実施する具体的な取組
- 科目ジュークボックスシステムの開発・運用
- 共同学位プログラムの開発・実施
- 短期交流プログラムの拡充
- 教育研究ユニットの相互共有
- 相互オフィスの設置
など
〈 科目ジュークボックスシステムの開発・運用(2016年3月~公開開始) 〉
筑波大学と海外のパートナー大学が相互に授業科目を提供し合う「ジュークボックス」のようなシステムを構築し、登録された海外のパートナー大学の授業科目を学生が自由に履修できるようにします。
〈 上記以外の主な取組 〉
新たな教育プログラムの開発・実施
「グローバル入試」の導入などの
入試改革
大学独自の奨学金制度
「はばたけ!筑大生」等による
海外留学支援
語学力向上のための様々な支援
- 「グローバルコミュニケーション教育センター」による実践的かつ質の高い言語教育
- TOEFL®演習科目等の充実、学内TOEFL®-ITP試験の実施など
海外安全・危機管理体制の強化
- 本学海外拠点や協定校担当者を通じた現地サポート
- 海外安全危機管理サービス(OSSMA)への加入など
「グローバルレジデンス整備事業」
による日本人学生と外国人留学生のシェアハウス型宿舎の整備(計500戸)
教室外での外国人留学生との
交流の場の提供
筑波研究学園都市の研究機関、
本学附属学校、グローバル高専指定校、スーパーグローバルハイスクール、国際バカロレア指定校等との連携
世界トップレベル研究拠点の形成
「国際テニュア・トラック制度」や
「海外教育研究ユニット招致制度」等による国際的な研究交流の推進
国際的評価の向上
QS世界大学ランキング[ 2019年2月現在 ]
- 総合 260位、国内11位
- 創立50周年未満 24位、国内1位
- 自然科学分野 153位、国内10位
- スポーツ関連分野 25位、国内1位
- 図書館・情報処理分野 37位、国内2位
Times Higher Education
「最も国際的な大学ランキング」[ 2019年2月現在 ]
- 国内3位(世界165位)
グローバル・スタッフ育成室
による職員の国際化
筑波大学の2023年の姿を、数字をキーワードに紐解きます。
13校とCampus-in-Campus協定を締結
1,000科目を科目ジュークボックスに登録
※構想調書の見直しにより目標を上方修正
協定に基づく日本人学生の海外派遣数を、467人※から2,100人に増加
外国人留学生を、3,365人※から5,200人に増加
英語コースの数を39コース※から68コースに増加
外国語(英語含む)による授業科目数を2,577科目※から3,540科目に増加
外国人教員及び海外で学位を取得した日本人教員等の割合を24.9%※から52.2%に増加
女性教員の割合を16.4%※から25.3%に増加
※2018年度時点